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ズーム、単3電池駆動で192kHz/24bit 8ch録音対応レコーダ「F8」
(2015/6/24 12:45)
ズームは、192kHz/24bitで最大8チャンネルの同時PCM録音が可能なマルチトラックフィールドレコーダ「ZOOM F8」を7月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15万円前後。
ACアダプタのほか、単3電池×8本で動作するマルチトラックフィールドレコーダとなっており、屋外などでの録音にも対応。ロック付きXLR/TRSコンボジャック×8と、それらを2ミックスしたL/Rトラックの合計10トラックを同時録音可能。ただし、192kHz時は8トラックとなる。
新設計の歪みにくいリミッタを搭載、10dBのヘッドマージンを有し、信号を設定したスレッショルド以下に抑えられるとする。1~8までの入力系統は自由にルーティングできる。
記録メディアはSDメモリーカード(SDHC/SDXC対応)で、2つのカードスロットを装備。最高192kHz/24bitまでのPCM録音に対応。BWF/iXMLフォーマットもサポートしている。2トラックまでのMP3録音にも対応し、ビットレートは128/192/320kbps。
USB 2.0端子を装備し、最大8IN/4OUTの96kHz/24bit対応USBオーディオインターフェイスとしても利用可能。PCからはSDカードリーダとしても利用できる。
出力はMAIN OUT1/2とSUB OUT1/2と、ヘッドフォン。ヘッドフォン出力は100mW×2ch(32Ω)。
電池駆動時の利用時間は、48kHz/24bitで8.5時間以上(アルカリ電池)/10時間以上(NiMH 2,450mAh)、192kHz/24bitで1時間以上(アルカリ)/2時間以上(NiMH)。消費電力は12W。外形寸法は178.2×140.3×54.3mm(幅×奥行き×高さ)、重量は960g。DAWのCubase LEや、波形編集ソフトWave Lab LE(ダウンロード版)、カメラマウントアダプタ、TA-3/XLR変換ケーブル、ACアダプタなどが付属する。