ニュース

ORION、和紙素材スピーカーで音質向上した液晶テレビ。24~40型の7機種

 ドウシシャは、和紙技術を応用したスピーカーを搭載したオリオン電機(ORION)製の液晶テレビ3シリーズを発売する。地上/BS/110度CSデジタルチューナ搭載の40/32/24型「DTXシリーズ」と、地デジのみ搭載の32/24型「DTシリーズ」、「NHCシリーズ」を用意し、DTシリーズは6月、DTX/NHCシリーズは7月より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はDTXシリーズの40型が7~8万円、32型が5万円前後、24型が4万円前後。DT/NHCシリーズは32型が4~5万円、24型が3~4万円。

DTXシリーズの40型「DTX40-32B」

 いずれも音質にこだわったという液晶テレビで、伝統的な美濃和紙の紙抄き技術を応用したサンスイ(SANSUI)の「W-RPM」(和紙・相対抄紙)スピーカーを搭載。2つの異なる素材を一枚の紙に抄きあげ、コーン紙表面に和紙素材を使用することにより、素材のもつハリとしなやかさで、従来のスピーカーと比べ高音から低音域までクリアで広がりのあるサウンドを実現したという。オリオンが培ってきた音設計のノウハウも投入し、人の声のクリアさや、BGM/効果音の臨場感を向上させたという。

 パネル解像度は、上位モデルのDTXシリーズ40型「DTX40-32B」のみ1,920×1,080ドットのフルHDで、それ以外は全て1,366×768ドット。全モデルに、目の疲れの原因とされる青色波長を低減する「ブルーライトガード機能」を搭載する。

 DTXシリーズは、地デジのダブルチューナやBS/110度CSデジタルチューナを備え、USB HDD録画にも対応。HDMI入力は2系統で、D4入力や同軸デジタル音声出力など端子も充実させている。DT/NHCシリーズは地デジのシングルチューナで、USB HDD録画には非対応、HDMIは1系統。本体デザインは、DTXシリーズとNHCシリーズがピアノブラック、DTシリーズがヘアラインブラック。DTシリーズとNHCシリーズは、本体デザイン以外の仕様は共通。

DTシリーズの32型「DT-321HB」
NHCシリーズの32型「NHC-321B」
DTXシリーズのリモコン
DT/NHCシリーズのリモコン
型番DTX40-32BDTX32-32BDTX24-32B
画面サイズ40型32型24型
店頭予想価格7~8万円前後5万円前後4万円前後
解像度1,920×1,080ドット1,366×768ドット
チューナ地上×2、BS/110度CS×各1
端子HDMI入力×2、AV入力、D4入力、同軸デジタル音声出力
ヘッドフォン出力、録画HDD接続用USB、Ethernet
デザインピアノブラック
消費電力70W56W41W
年間消費電力量63kWh/年44kWh/年36kWh/年
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
92.4×26.3×59.3cm73.3×17.3×47.1cm55.0×17.3×36.4cm
重量9.9kg5.1kg3.2kg
型番DT-321HBDT-241HBNHC-321BNHC-241B
画面サイズ32型24型32型24型
店頭予想価格4~5万円前後3~4万円前後4~5万円前後3~4万円前後4~5万円前後
解像度1,366×768ドット
チューナ地上×1
端子HDMI入力×1、AV入力、ヘッドフォン出力
デザインヘアラインブラックピアノブラック
消費電力47W30W47W30W
年間消費電力量41Wh/年35Wh/年41Wh/年35Wh/年
外形寸法
(幅×奥行き×高さ)
73.3×17.3×47.1cm55.0×17.3×36.4cm73.3×17.3×47.1cm55.0×17.3×36.4cm
重量5.1kg3.2kg5.1kg3.2kg

(中林暁)