ニュース
パナソニック、3チューナでDLNAサーバー/リモート視聴対応のベーシックSTB
(2015/9/4 13:34)
パナソニックは、CATV事業者向けに提供するセットトップボックス(STB)のベーシックモデルとして、DLNAサーバー機能を備え、スマホ/タブレットからのリモート視聴も可能な3チューナ搭載機「TZ-LT400PW」を、10月より発売する。
3チューナを備え、別途用意したUSB HDDに録画可能なSTB。4倍/8倍の長時間録画に対応する。また、最大2番組を同時録画しながらの番組視聴も行なえる。
IEEE 802.11a/b/g/n準拠の無線LANを内蔵し、無線LANルータにワイヤレスで接続可能。Hybridcast放送を楽しめるほか、WebブラウザやYouTubeも利用可能。
従来のベーシックモデルSTBでは対応していなかった、DLNAサーバー機能を新たに搭載。宅内LAN経由で、スマートフォン/タブレット端末などから放送番組やUSB HDDの録画番組が楽しめる。
さらに、スマホ/タブレットへの番組持ち出しや、外出先からのリモート視聴(同時接続は1台まで)にも対応。Miracast対応のAndroid端末の画面を、STB経由でテレビ表示できるミラーリング機能も備える。
ケーブルDLNA運用仕様「JLabs SPEC-020」に対応。STBで受信した放送番組/録画番組を、Ethernet経由で別のBDレコーダなどに送信し、録画/ダビングできる。CATVユニバーサルポータルや視聴状態収集などの双方向クラウドサービスにも対応する。
SDXC対応のSDカードスロットも備え、AVCHD動画やJPEG静止画の再生に対応する。出力端子はHDMI×1、光デジタル音声×1。Ethernet、USB端子×2なども装備する。消費電力は16W(電源OFF/クイックスタート切時0.05W)。外形寸法は360×255×59mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約1.8kg。