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475gで800ルーメン、Wi-Fiも内蔵した小型DLPプロジェクタ「QUMI Q6」

 アドトロンテクノロジーは、台湾Vivitekの小型DLPプロジェクタ「QUMI Q6」を9月18日より順次発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は86,000円前後。

QUMI Q6(ブラック)

 カラーはブラック、ホワイト、ブルー、レッド、オレンジ、ゴールド、グレーの7色を用意し、ブラックが9月18日、ホワイトが10月16日に発売。その他のカラーについては発売日未定で、順次発売するとしている。

QUMI Q6(左からホワイト、ブラック、レッド、オレンジ、ブルー、ゴールド、グレー)

 パネル解像度が1,280×800ドットのモバイルプロジェクタ。800ルーメンのLED光源(寿命は約3万時間)の採用や、Wi-Fi機能の内蔵、475gに軽量化するなど、'14年発売の「QUMI Q5 Refresh」より機能強化。500g以下のプロジェクタでは最高輝度だという。そのほか、上下方向に傾斜した投写映像を補正する自動台形補正機能も備える。

 内蔵のWi-Fi機能を利用して、PCやスマホとワイヤレス接続が可能。操作には専用アプリ「EZ Cast PRO」を使用する。ドキュメントファイル上への描画機能も備え、プレゼンテーションなどで利用可能。動画サイトやDropbox、Google Driveにアップロードしたファイルなども投写可能(iOS版ではGoogle Driveには未対応)。このほか、Android端末とはMiracast接続にも対応する。

 入力端子はHDMI×2。MHLにも対応し、付属のHDMI-マイクロUSBケーブルを使用して、スマートフォンやタブレットの画面を投写可能。ただしGALAXYシリーズのS3以降では別途変換アダプタが必要。USB端子も備え、USBメモリに保存したPDFやMP4ファイルなどを再生できる。VGA接続には非対応。

 本体に出力2Wのモノラルスピーカーを搭載。ステレオミニの音声出力も備える。外形寸法は165×102.4×34mm(幅×奥行き×高さ)。付属のACアダプタも従来モデルより小型・軽量化されている。HDMIケーブルや電源ケーブル、リモコン、キャリングバッグなどが付属する。

上面に操作用のキーパッドを備える
背面にHDMIやUSBなどの端子を装備

(庄司亮一)