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フルテック、フォノイコ搭載/11.2MHz DSD対応USB DAC/プリアンプ「STRATOS」
(2015/11/13 20:09)
フルテックは、フォノイコライザーを備えた新USB DAC/プリアンプ「STRATOS」を11月21日に発売し、価格は139,800円。
ADL(ALPHA DESIGN LABS)のUSB DAC/プリアンプで、11.2MHz DSDや384kHz/32bit PCMに対応する。DACはESSの「ES9018K2M」を、ADCはCirrus Logic「CS5340」を搭載する。USB入力の対応OSはWindows 7以降とMac OS X 10.7以降で、アシンクロナスモード/ASIO対応となる。
特徴はフォノイコライザーとPHONO入力を搭載したことで、MM/MCカートリッジの切り替えも可能。アナログレコードの録音などにも活用できる。録音時のレベル切り替え用のトグルスイッチも備えている。PHONOオペアンプは新日本無線の「NJM2068DD」。
USB入力のほか、同軸デジタル入力、アナログ音声入力(RCA)、PHONO入力(RCA)を装備。光デジタル入力は192kHz/24bitまで対応となる。出力端子は、光デジタル出力、アナログ音声出力(RCA)、バランス出力(XLR)、ヘッドフォン出力。
ヘッドフォン出力もアンバランスとバランスに対応。ヘッドフォンアンプはTIの「TPA6120A2」を搭載し、対応インピーダンスは12Ω~600Ω。32Ω時の出力はバランスが1,200mW、アンバランスが1,000mW。
リモコンによる入力切り替えにも対応。デジタルボリュームを採用し、入力系統ごとにボリュームを記憶可能。ボリュームノブはアルミ製。新日本無線の2ch電子ボリューム「MUSES72320」を採用している。
専用の電源アダプタのほか、USBバスパワーでも動作。外形寸法は215×180×64mm(幅×奥行×高さ)、重量は1,330g。
STRATOS発売にあわせて、各種ヘッドフォン用のバランス接続ケーブル/アダプタも発売。ゼンハイザー「HD 800」用の「iHP-35H-4XLR」(1.3m/26,000円、3m/34,000円)や、「HD650」用の「iHP-35S-4XLR」(1.3m/22,000円、3m/28,000円)、4pin-3pin XLR変換の「iHP-4F3」、「iHP-4M3」(0.1m、各8,800円)を用意する。