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第2世代TESLAヘッドフォン「AK T1p」の発売日が12月5日に決定。直販約15万円

 アユートは、Astell&Kernとbeyerdynamicのコラボモデルとして、セミオープン型ヘッドフォン「Astell&Kern AK T1p」(AKT1P-BLK)を12月5日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は152,280円(税込)。

Astell&Kern AK T1p

 概要は既に発表されており、10月に開催された「秋のヘッドフォン祭 2015」において、発売時期は11月下旬とアナウンスされていた。その発売日が、12月にやや延期されながら正式決定した形となる。

 beyerdynamicのフラッグシップヘッドフォン「T1 2nd Generation」(インピーダンス600Ω)をベースにしたモデルだが、Astell&Kernとのコラボレーションにより、ポータブルプレーヤーでドライブしやすいように32Ωと低インピーダンス化している。ハウジングはセミオープン型。

 リングマグネット内に生ずる高い磁束密度により、高い再現力をドライバーユニットにもたらすTESLAテクノロジーの最新版「第2世代TESLAテクノロジー」を搭載。バッフルデザインの最適化や素材の見直しを行なうことで、共振も抑制。より正確な低音再生とクリアネスの向上に成功したとしている。再生周波数帯域は5Hz~50kHz、音圧レベルは102dB、インピーダンスは32Ω。

第2世代TESLAテクノロジーを投入したドライバ

 ケーブルは着脱式で、高純度無酸素銅7N OCC線を採用。通常の3.5mm/3極プラグケーブルの他に、Astell&Kernオーディオプレーヤー製品のバランス出力対応の2.5mm/4極プラグケーブルも付属し、バランス伝送による再生にも対応する。ケーブルを除いた重量は360g。

(山崎健太郎)