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アイ・オーのオーディオNAS「fidata」、RAIDモード変更/ジャケット高画質自動表示

 アイ・オー・データ機器は2日、オーディオ向けNAS「fidata」の「HFAS1シリーズ」向け最新ファームを公開。RAIDモードの変更と、コントロールアプリで表示するアートワークの高画質自動表示に対応した。

オーディオサーバー「HFAS1シリーズ」

 新ファームのバージョンは1.10。RAIDモードの変更が可能となり、従来はHFAS1-H40がミラーリング、HFAS1-S10ではスパンニングに固定されていたが、ミラーリング/スパンニング/ストライピングから選択できるようになる。

 変更は管理画面から可能だが、RAIDモードの変更にはストレージの再フォーマットが必要。HFAS1-H40はデータ保護の観点から出荷時はミラーリング設定で、スパンニングやストライピングにすることで2TBから4TBに利用可能容量が倍増するが、アイ・オーでは「USB接続HDDを利用してバックアップ機能の利用を強く推奨する」としている。

 新ファームの適用により、NAS内の楽曲再生をコントロールするアプリにおいて、表示されるアルバムアートが標準では低解像度で表示され、高解像度表示には設定変更が必要だった問題が改善。自動的に高解像で表示できるようになる。

(山崎健太郎)