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デノンとマランツ、AVアンプのDTS:X対応アップデートを'16年1月から順次開始

 ディーアンドエムホールディングスのデノンとマランツは、各社のAVアンプをオブジェクトオーディオ技術「DTS:X」へ対応させるアップデートを、2016年1月より順次開始する。デノンはAVR-X7200W/X7200WAを1月28日から、AVR-X4200Wを2月18日から。マランツは、AVプリアンプの「AV8802」と「AV8802A」が2月4日、AVアンプのSR7010が3月3日から新ファームを公開する。

マランツのSR7010

 いずれも本体をインターネットに接続する必要がある。なお、デノンの「AVR-X2200W」、「AVR-X1200W」、マランツの薄型AVアンプ「NR1606」のアップデートについては、後日発表するという。

デノンの「AVR-X7200WA」
デノンの「AVR-X4200W」

 DTS:Xは従来のチャンネルベースのサラウンドと異なる、オブジェクトベースのオーディオソリューション。オブジェクト信号に記録されている音声情報と3次元の位置情報を使い、再生環境に合わせてリアルタイムに演算し、サラウンド音声出力が行なえる。

 オブジェクトオーディオを含まないオーディオ信号については「Neural:X」により、スピーカーの構成に応じて最適なアップミックスを行なって再生する。

DTS:Xのロゴ

 AVR-X7200W、AVR-X7200WAはデノンのフラッグシップモデル。X7200Wを、4K映像コンテンツに使われている著作感保護技術のHDCP 2.2に対応させたモデルがX7200WAとなる。9.2chのアンプだが、11.2chまでのプロセッシングが可能で、プリアウトは13.2ch分装備。外部パワーアンプを併用して、Dolby Atmosの多スピーカーをドライブできる。「AVR-X4200W」は7.2chの中核モデル。

 マランツのSR7010は、Dolby Atmos対応で9chのアンプを内蔵する最上位AVアンプ。11.2chのプロセッシングも可能で、外部パワーアンプを追加する事で7.1.4ch、9.1.2chまでシステムを拡張できる。プリアンプ部には、オリジナルディスクリートアンプモジュール「HDAM SA2」を搭載した電流帰還型回路を採用している。

マランツのAV8802

 AV8802は、HDAM-SA回路のフルディスクリート電流帰還型回路を採用したAVプリアンプ。最大11.2chの同時出力が可能で、Dolby Atmosにも対応する。AV8802Aは、このAV8802のHDMI端子(8入力/3出力)をすべてHDCP 2.2に対応させ、4K放送/配信のパススルーを可能にしたモデル。

(庄司亮一)