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FX-AUDIO-、高音質部品を採用したフォノイコライザープリアンプ限定モデル

フォノイコライザープリアンプの特別限定モデル「PE-01J LIMITED」

ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドの新製品として、フォノイコライザープリアンプの特別限定モデル「PE-01J LIMITED」を6月13日21時より、直販サイトで販売開始する。価格は8,990円。

レコードプレーヤーのPHONO出力をライン出力に変換する、MMカートリッジ専用のフォノイコライザープリアンプ。フォノイコライザー機能非搭載のアンプと、フォノイコライザー機能非搭載のレコードプレーヤーの間に接続して使うことで、PHONO入力非対応の環境でレコードが楽しめるようになる。

今回の限定モデルは、スタンダードモデル「PE-01J」をベースに、部品選定にさらにこだわることで音質向上を目指したという。

前面と背面

具体的には、DIPタイプのオペアンプ2種類、合計4個をアップデート。

2回路オペアンプに「OPA1612」(オリジナルDIP化基板)を採用したほか、1回路オペアンプに「OPA627」(シングルオリジナルDIP化基板)を使用。また、イコライザー回路の核となるオペアンプを、オーディオ用途に定評のあるオペアンプへ変更した。

OPA627に関しては、本モデル専用に1回路のオリジナルDIP化基板を設計し搭載。フォノイコライザー回路のコンデンサには、新たに東信工業製オーディオ用フィルムコンデンサUPZシリーズを採用し、そのほか複数のコンデンサ部品にも変更を加えて全体の音質バランスを最適化している。

内部

回路の基本設計は、スタンダードモデル「PE-01J」を踏襲。電源部及び、左右チャンネルのイコライザー回路パターンを分離し、低ノイズかつ音質を重視した回路基板とした。

オペアンプを使用したネガティブフィードバック方式のイコライザー回路を構成。ノイズの影響を受けにくい回路構成により、低ノイズ・低歪みを目指している。

増幅段は2段階に分け、1chにつき2回路オペアンプによる2ステージ構成とする事で安定した出力を獲得。低歪みかつ高音質に貢献しているという。

PHONO入力・出力端子ともに、ステレオRCA(金メッキ仕様)。THD+Nは0.05%で、ゲインは40dB。

電源は、DC12V/電流容量1A以上(ACアダプター別売)。DCジャックは、外径5.5mm×内径2.1mm(センタープラス)。

突起部を除く外形寸法は、98×128×33mm(幅×奥行き×高さ)。重量は310g。