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“映画観るならブラビア”「キングダム」に改装したソニーストア銀座に行ってきた
2024年7月16日 07:30
東京・銀座など全国に5店舗を構えるソニーストアは、2024年モデルとなる新しいブラビアシリーズの発表に合わせ、展示フロアを一斉にリニューアル。リビングでの設置をイメージした新設の体験コーナーや、入場無料のギャラリーイベント“映画『キングダム 大将軍の帰還』公開記念展”を7月12日から各店舗でスタートした。本稿では、ソニーストア 銀座の内見会レポートをお届けする。
銀座独自のシアタースペース「SHIKAKU」
ソニーストア 銀座では、5階フロアを大幅リニューアル。「SHIKAKU(シカク)」と名付けた銀座独自のシアタースペースをオープンした。
SHIKAKUはその名の通り、縦横高さ2.4mの立方体の空間。空間内には、75型のブラビア9「K-75XR90」とサウンドバー「HT-A9000」、リアスピーカー「SA-RS5」が設置されており、映画や音楽、ゲームなどのコンテンツを再生して、来場者が“コンテンツがもたらす感動とソニーの最新エレクトロニクス技術を体験できる”エンタメスペースとなっている。
7月・8月は、公開したばかりの人気映画シリーズ第4弾「キングダム 大将軍の帰還」とコラボし、映画本編の冒頭映像(約5分)を最新ブラビアとサウンドシステムで視聴することができる。
内装も“キングダム仕様”になっており、作品で実際に使われた小道具(木刀や弓矢、仮面)やソニーカメラ「α9 II」で撮影されたオフショット写真パネルを展示。外側も最新作のキービジュアルを配した3面グラフィックとするなど、作品の世界観が表現された特別な空間になっていた。
テレビの展示方法を大幅に変更したのも、今回のリニューアルのポイント。
従来は、白い壁を背景にテレビを目いっぱい並べた“1面展示”としていたが、今回からは展示するサイズ・モデルを厳選。65型の大画面サイズとサウンドバーとのセット提案で、高品位な映像と音の組み合わせが生み出す“極上の映画館体験”の魅力を伝えるコーナーに仕上げた。
さらに、来場者が自宅リビングにブラビアを置いたイメージを作りやすいよう、テレビとサウンドバーで“壁掛け”と“台置き”の2パターンを用意。さらに背景も白い壁ではなく、アクセントクロスを想定した4種類の壁紙(織物調のネイビー、石目調のホワイト、クリーム、木目調のブラウン)をデザインした。
同展示は銀座だけでなく、札幌、名古屋、大阪、福岡天神も同様のリニューアルとなるが、壁紙に関しては「各店舗のスタッフがそれぞれ選んでいる」ため、5店舗でデザインは若干異なるという。
銀座スタッフは「ソニーストアでの売れ筋サイズは2~3年前から65型がメイン。さらに近年は、5人に1人のお客様が75型以上を選ぶようになっているなど、大型サイズに対する興味関心が高まっています。是非新しい体験コーナーに足を運んで、自宅のリビングをイメージしながら大画面のブラビアとサウンドバーで、画と音の感動を体験して欲しい」と話す。
なおソニーストア5店舗では、ブラビア9(XR90)とサウンドバーとの組み合わせを視聴できる体験会をスタートしている。体験会ではデモコンテンツだけでなく、来場者が持ち込んだディスク等のコンテンツも視聴できる。体験会はLINEでの予約が必要となる。
「キングダム」の撮影衣装が銀座・大阪に。スタンプラリーでオリジナルシールも
7月12日から8月18日まで、ソニーストア5店舗では、イベント“映画『キングダム 大将軍の帰還』公開記念展”が開催されている。入場は無料。
ストア内では、映画「キングダム」のキャスト写真や絵コンテの展示、最新作の予告編やスペシャルトークセッション映像を見ることができる。
また、銀座と大阪ストアのみ、実際の撮影衣装を展示。銀座では山﨑賢人演じる信、そして大阪では大沢たかお演じる王騎の衣装を間近で見ることができる。
公開記念展の来場者向けプレゼントとして、店内にあるQRスタンプを集めるともらえるグッズも用意する。なおこのスタンプラリーに参加するには、各店舗公式LINEの友だち追加が必要になる。
記念展の開催に合わせて、2つの関連動画も公開された。
ひとつは、ソニーコーポレートが自社のエンタテインメント・テクノロジー&サービス事業分野の製品やサービス、関連のイベント情報などを紹介するソニー公式YouTubeチャンネルの「Beyond the SCENE TALK」 | 映画『キングダム 大将軍の帰還』。プロデューサーの松橋真三氏、映画監督の佐藤信介氏、撮影の佐光朗氏、そして王騎役の大沢たかお氏、騰役の要潤氏によるトークセッションが楽しめる。
そしてもう一つは、ソニーマーケティング公式YouTubeチャンネル「ホイチョイ的映画生活~この一本~」での佐藤信介監督。動画では、佐藤監督が幼少期から影響を受けた西部劇やキングダムとの関係性、最新作の撮影秘話などが語られている。