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FiR Audioの「技術の頂点を象徴する」最上位ユニバーサルIEM「Project K」

Project K

アユートは、米FiR Audioのオーディオ技術の頂点を象徴するという、限定生産のフラッグシップ・ユニバーサルIEM「Project K」を12月26日に発売する。価格は440,000円。

最先端の聴覚的/視覚的デザインを融合させたという最上位モデル。黒鉛(グラファイト)象嵌を施したチタンシェル筐体を採用。フェイスプレートにはサファイアガラスを使用したBlue Copperを採用し、「形と機能」へのこだわりを表現した。

内部には新開発となる独自の9mm Kinetic Bassダイナミックドライバー、独自のオープンBAドライバーを中域用に2基と、中高音域用に1基。高音域用にサウンドリフレクター付きオープンBAドライバーを1基使用した、ハイブリッド5ドライバー構成。内部配線にはプレミアムシルバーを採用する。

Kinetic Bassは、IEMシェルの外側に向けてドライバーを開放配置することで、通常の空気伝導とシェル本体を意図的に共振させ低周波を直接耳介軟骨に伝達し、疑似的な骨伝導による立体感ある低音を実現するもの。

さらに、オープンドライバー、サウンドリアクター、サウンドリフレクターの3つの主要部分で構成された、独自技術「Open Acoustics System」を採用。滑らかで開放感のある優れた高周波拡張を実現し、純粋で自然な音が耳道に自由に流れ込むようにしている。

リフレクターは、高域用オープンBAドライバーから発生する音を反射し、前方へ導く役目をしている。

耳の疲労を軽減しサウンドステージを広げる独自のATOMベンティングシステムも採用。密閉された耳道内の不要な空気圧を排出することで、鼓膜がリラックスした状態を保ち、耳の疲労を感じることなく、音場の向上と、より自然な聴こえ方を実現。

独自のATOMベントXsモジュールを搭載しており、「単に音が良いだけでなく、存在感を消し去り、音楽そのものが絶対的な純度で語れるモニターを目差した」という。

付属ケーブルは、4芯同軸構造の銀メッキ銅プレミアム4.4mmバランスケーブル。2種のイヤーピースと、プレミアムホワイトレザーキャリングケースも付属する。

再生周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは15Ω。