ニュース

NHK「100カメ」、羽田空港“完全版”。29日朝

NHKは、気になる場所に100台の固定カメラを設置するドキュメンタリー番組「100カメ」の“乗り物スペシャル”として、未公開映像を加えた「羽田空港 完全版」と昨年7月に放送した「東京メトロ」再放送を2本立てで、12月29日8時5分~9時49分に総合テレビで放送する。

放送は「羽田空港 完全版 ~空飛ぶ翼を守るプロたち~」が29日8時5分~9時4分、「東京メトロ ~巨大地下鉄ネットワークを観察!~」が29日9時4分~9時49分。NHK ONEで同時・見逃し配信も予定されている。

「羽田空港」は今年10月に放送。混雑空港ランキング世界3位、約1分に1便が離着陸する大忙しの空港の舞台裏に潜入。飛行機を安全に定時で運航するために働く、さまざまなプロたちが登場した。

番組MCを務めるオードリー

撮影した映像は、番組史上最長となる3000時間。VTRを見たオードリーの若林は「見応えがすごい回だった。3000時間撮影したから、第2弾、第3弾できるんじゃないの?」とコメント。また春日も「ほかの部分もいろいろ見てみたい」と語っていた。

29日の放送では、そんな10月放送の45分版に、14分間の公開映像を加えた“完全版”として放送する。全国的な大雨で、目的地に到着できない飛行機が相次ぎ、ドタバタの羽田空港。運航が途切れる危機や遅延に対処すべく、航空会社の運航管理部門や空港運営部門など、あちこちで社員が奮闘する姿を捉えたとのこと。

再放送となる「東京メトロ」は、1日651万人が利用する巨大地下鉄ネットワークを支える舞台裏に潜入した放送回。

カメラを設置したのは、私鉄など8路線が乗り入れる複雑な路線、有楽町線・副都心線の関連部署。運行を一括管理する「総合指令所」・駅・列車運転席・進路を切り替える「信号扱い所」などで、ダイヤの乱れや急なトラブルに対処する、鉄道員たちの知られざる連係プレーに密着した。