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「薬屋のひとりごと」には「実写化に対する意欲を掻き立てられた」。Prime Video戦略発表会
2026年9月3日 15:41
Prime Videoは9月3日、東京都内で戦略発表会「Prime Video Presents 東京(PVP東京)」を開催し、Prime Originalドラマ「沈黙の艦隊 目覚めよ、ニューヨーク」を始めとする配信予定作の最新情報を発表した。イベントには「沈黙の艦隊」に出演する上戸彩や津田健次郎のほか、「ブレス」より大西流星、「地雷グリコ」より森七菜と蒔田彩珠、「ぼくの地球を守って」より広瀬アリス、「薬屋のひとりごと」より芦田愛菜らが登壇した。
「薬屋のひとりごと」
日向夏氏によるライトノベル「薬屋のひとりごと」を原作とした実写ドラマシリーズ、Prime Originalドラマ「薬屋のひとりごと」を2028年に世界独占配信する。主人公・猫猫(マオマオ)を演じるのは芦田愛菜。また今作はAmazon MGMスタジオと東宝との共同製作作品となる。
イベントには、まず東宝のエンターテインメントユニット映画本部/映画企画 執行役員の臼井央氏が登場。今作の実写化を決めた経緯について「主人公の猫猫をはじめとするキャラクターの魅力、フィクションだけど、どこかにありそうなきらびやかな世界観、いろいろな魅力が詰まった宝箱のような作品で、実写化を生業とする人間として、とにかく実写化に対する意欲を掻き立てられた」とする。
「たくさんのラッキーもありました。我々東宝ではアニメーション制作を預けていただいたこともあり、その反響を間近で感じることができました。これだけの作品ですので、(実写化には)仲間が必要。脚本家の吉田恵里香さん、監督のYuki Saitoさん、そしてAmazonという魅力的なパートナーが集まっていたことがラッキーだなと思います」
「そしてなにより実写ですから(主人公の)猫猫がいないと始まりません。我々にとって理想の猫猫がいたというのが、今やるべきだと思った理由です」
「この後宮の世界を、美術や衣装、VFXのすべての力を統合して、とにかくみなさんが納得する世界を作らなくてはなりません。これに関しては思っている以上の制作費と、Amazonさんの“やる気”と言いますか、気持ちをいただけたので、期待していただけたら」
Amazon MGMスタジオの日本責任者、バディ・マリーニ氏も「こうしたクラスの作品はハリウッドで作られるものですが、ハリウッド級の作品を作れる東宝、そして世界でヒット作を生み続けているAmazon MGMスタジオの2社がタッグを組むことで、この薬屋のひとりごとの実写ドラマを、日本から世界にお届けできると確信しています」とした。
続けて、イベントには猫猫役を演じる芦田が登壇。「もともと原作小説から大ファンだったので、思いが強い作品を演じることに緊張もありましたが、大好きな作品の、大好きなキャラクターを演じられることは、この上ない幸せだなと感じました」と心境を明かした。
「いちファンとして、作品への愛をたくさん詰め込んで撮影させていただきました。ファンとしての胸の高鳴りが抑えられないような、そんな瞬間もたくさんある撮影期間だったなと思います。原作だったり、アニメをもともと愛してくださっている方にも、初めて作品に触れていただくかたにも楽しんでいただける、薬屋の魅力が伝わるような作品になっていたらいいなと思いますので、楽しみに待っていただけたらと思います」
「沈黙の艦隊 目覚めよ、ニューヨーク」
人気シリーズの第3作目となるPrime Originalドラマ「沈黙の艦隊 目覚めよ、ニューヨーク」は、2027年夏に世界独占配信。同シリーズはこれまで、劇場先行公開を経て配信されてきたが、今回は初めてPrime Videoだけで届けられるドラマ作品となる。
発表にあわせて、壮大な物語の一端が明かされる特報映像が公開されたほか、玉木宏、上戸彩、中村蒼、津田健次郎、ユースケ・サンタマリア、夏川結衣、笹野高史、江口洋介の続投が発表されている。
PVP東京には、続投が発表されたジャーナリスト・市谷裕美役の上戸、〈やまと〉副長・山中栄治役の中村、政治家・大滝淳役の津田の3名が登壇。
上戸は「今までは潜水艦同士が戦う迫力あるバトルシーンが多かったんですけど、今回のドラマシリーズには、人と人がぶつかり合うシーンがたくさん入っています」とコメントした。
「私自身、市谷というフリージャーナリスト役を演じていますけど、今回は大沢(たかお)さん演じる海江田と対峙する、取材しにいくシーンも入っていて、撮影自体も何日か、日数を取りながら緊迫した空気で撮影してまいりました。たくさんの方にあのシーンも見ていただきたいなと思っています。あの世界の運命を大きく揺るがすシーンになっていますので、是非お楽しみください」
中村は「これまでの海中での戦いから、よりスケールアップしているのもありますし、海江田さんの思想、世界の仕組みを変えようとする動きもあって、その点でもスケールが大きくなった物語になっているんじゃないかなと思うので、ぜひ期待していただければ」と語る。
続けて、津田も「前回までの緊張感ある時間が、今回もさらにスケールアップしていて、個人、個人の登場人物の心の中、関係性も、さらに深く描かれています」と、さらにスケールアップした作品の魅力を語った。
「ぼくの地球を守って」
2027年秋に世界独占配信するPrime Originalドラマ「ぼくの地球を守って」からは、スーパーティザー映像が公開された。前世の月基地と現世の地球という原作の壮大な世界観を、実写ならではの映像美で表現している。
解禁されたスーパーティザーは、東京タワーの空撮から始まり、地球の美しい樹木や花の実景が映し出されるもの。やがて草花の映像が静かに月基地の世界へと移行し、前世と現世、月と地球――原作が描く壮大な二つの世界が、実写映像として描かれている。
聞こえるのは、時を刻む時計の針の音だけ。月基地に佇む主演・広瀬アリス演じる木蓮のバックショットが映し出された後、映像は月基地の深い静寂で幕を閉じる。前世の月基地で何が起きたのか。木蓮はそこで何を見て、何を抱えていたのか。映像が残す静寂と不穏な余韻が、物語の核心への想像を掻き立てる内容となっている。
初の実写化にあたり、木蓮を演じるのは実力派俳優の広瀬。監督は三木孝浩。実写化不可能とも言われた月基地や宇宙空間の映像化を牽引するのはアジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード(AACA)VFX部門グランプリ受賞歴を持つTHE SEVEN。
同作からは広瀬と三木監督が登壇。三木監督は、インタビューで映像化したい作品を聞かれるたびに、“ぼくタマ”の名前を挙げていたといい、「オファーを見て驚いた」ことを明かした。
「自分自身、原作の大ファンなので、多くいる(原作)ファンのかたに、ちゃんと作品の世界を作っているなと感じていただきたかったので、超本気で、気合をいれて作らせていただきました」
「たくさんのファンが愛してやまない原作を、40年の時を経て映像化する意味は、やっぱりこの前世に翻弄される若者たちが、それでもこう今の自分を愛する、今の自分と向き合うことがテーマになった作品なので、今まさに不安定な現代を生きる若者たちには、ぜひ見ていただきたい作品になっています」
木蓮を演じる広瀬は、「(三木監督が)学生の頃好きだった女の子が、この作品を好きで、会話のきっかけづくりに読んだらハマってしまったそうですね」と三木監督と“ぼくタマ”との出会いを暴露。
さらに、イベントに合わせて公開されたスーパーティザー映像について「初めてセットに入ったときの感動を思い出しました。映像よりももっとスケールが大きくて。広いところに草花がたくさん置かれていて、美しい景色でした」と語った。
「漫画原作の作品なので、原作ファンのかた、今回初めて作品に触れていただくかたに楽しんでいただける作品になっていると思います」
「ブレス」
アイドルグループ・なにわ男子の大西流星が主演を務めるPrime Originalドラマ「ブレス」は2027年春に世界独占配信。「月刊少年シリウス」(講談社刊)で連載中の同名漫画を原作とした、メイクアップアーティストを目指す元モデルの宇田川アイアとモデルを夢見る高校生の炭崎純が、メイクを通して自分らしさや成長を見出す青春ドラマ。
イベントに合わせて、大西が演じる主人公・宇田川が自身にメイクを施す姿を映した特別映像、対照的な2種のメイクをまとった宇田川の姿を捉えた特別ビジュアル2点が公開されている。
監督は熊坂出、富田未来。脚本はおかざきさとこ、楠野一郎、メイク監修は資生堂 ビューティークリエイションセンター。製作はAmazon MGMスタジオで、制作はC&Iエンタテインメントが担当する。
PVP東京には主演の大西が登場。大西は「作品の話を聞いたときに、メイク好きという部分が自分自身と重なる部分があって。でも、(主人公の宇田川は)ただのメイク好きではなく、メイクアップアーティストを目指していく。アイアくんは夢を追いかけているけど、自信がなくてその夢に蓋をしちゃっている男の子」だと語った。
「僕自身、メイクが本当に好き。自分が中学生の頃に肌悩みを隠すためもそうですし、メイクさんに1度色付きのリップを塗ってもらったときに、その顔の変化であったり、心の踊る感覚っていうのを今でも鮮明に覚えていて。今回メイクアップアーティストという役を通じて、モデルさんに夢や活力、勇気を与えていくことも楽しい、達成があるんだなと感じて、メイクの考え方の幅が広がりました」
「地雷グリコ」
ミステリー各賞9冠を達成した話題作を実写化したPrime Originalドラマ「地雷グリコ」は、11月13日から世界独占配信。青崎有吾氏の話題作「地雷グリコ」を原作としたドラマシリーズで、森七菜と蒔田彩珠がW主演する。監督は「かくかくしかじか」や「ベートーヴェン捏造」のほか、Perfume、サカナクションのMVを手掛けたことでも知られる関和亮。
配信に先立ち、「グリコ」や「ジャンケン」など誰もが遊んだことのある遊びが進化した、青春を賭けた“究極の頭脳戦”が繰り広げられる様子を、関監督ならではの唯一無二の世界観で映し出したティザー映像が公開された。
解禁されたティザー映像では、一つ目の対決である【地雷グリコ】に挑む真兎(まと/森七菜)と、それを見守る鉱田(こうだ/蒔田彩珠)の姿が映し出される。
子どもの定番の遊び「グリコ」に、踏むと10段戻る「地雷」のルールが追加されてゲーム性と難易度が格段に上がった【地雷グリコ】。親友である鉱田の頼みでゲームに参加した真兎だが、その後も次から次へと風変わりなゲームの数々と一癖ある対戦相手たちが立ちはだかることに……。
百人一首の手札を用いた「坊主めくり」に「神経衰弱」の要素を加えた【坊主衰弱】や、通常のグー・チョキ・パーにオリジナルの手を加えて戦う【自由律ジャンケン】、「だるまさんがころんだ」をベースにした心理戦【だるまさんがかぞえた】、「ポーカー」に4つの部屋を移動する特殊なルールが加えられた【フォールームポーカー】など、馴染みのある遊びに特殊ルールが加わった“究極の頭脳戦”が繰り広げられる。
脚本は三嶋龍朗、上野詩織、小林大輝、音楽はyuma yamaguchi、製作はAmazon MGMスタジオ、企画・制作はTHE SEVEN。制作プロダクションは角川大映スタジオ。
PVP東京には、W主演の森と蒔田、関監督の3名が登壇。森は「小説から映像化にするにあたり、いろいろなギミックがあったり、みなさんも知っているゲームが登場しますし、それだけじゃない工夫も施されています」と作品の魅力を紹介。
蒔田は「完成した映像が送られてきた日に一気見しました、面白すぎて。今回のラインナップのなかで、この地雷グリコが一番早く配信されるので、たくさんの方に観ていただきたいです」とコメント。
関監督も「“誰も死なないデスゲーム”という、不思議なキャッチフレーズの作品が、どう展開していくのか、またふたりの青春ストーリーも楽しんでもらいたい」と語った。
「スーパーモブニンジャ」
「ベイビーわるきゅーれ」シリーズの阪元裕吾監督が、自身過去最大のスケールで放つ完全オリジナル最新作となる、Prime Original映画「スーパーモブニンジャ」を2027年2月19日に世界独占配信する。
普通の“モブ”たちが覚醒していく予測不能な物語を、迫力のアクションとユーモアを交えて描く、新感覚アクションエンターテインメントで、主人公・東野昭を山田裕貴が演じる。またアクション監督として、「ベイビーわるきゅーれ」で阪元監督とタッグを組んだ園村健介が参加している。
イベントでは、追加キャストとして山田杏奈の出演がサプライズ発表された。山田杏奈は他人を信用せず一人で生き、口数は少ないが、鋭く達観した一面を持ち、高い適応力と身体能力で戦闘でも力を発揮する美村依音(みむら・いおん)を演じる。
登壇した山田裕貴は「アクションコメディかと思いきや、ヒーローものに変化したり、最後はちょっとグッと来るようなものにも変化したりと、いろいろな変化が感じられる作品だと思っています。世界中の子どもたちに元気を与えられるんじゃないかなと思っています」とコメント。
今作が阪元組初参加となる山田杏奈は「阪元さんとご一緒するのが嬉しくて、楽しみでした。本読みのときに、本番に近い形で数人で臨んだとき、これは面白くなるぞという予感がして、本当に楽しかったです」と語った。
阪元監督は「原作のない、僕の頭の中にだけあるオリジナル映画で、5年掛けてここまできて無事に撮影も終えました。日本が世界に誇る、アニメ・マンガの面白さ、そのエッセンスが実写に輸入されている作品だと思います。生身の人間が戦う面白さを、アクション監督が設計してくれ、主演のふたりがそれを体現してくれました。そのアクションを、とにかく盛り上げるために演出、脚本、編集で盛り上げていきます」と作品への意気込みを語った。
「日本三國」
Amazon MGMスタジオが共同制作として参画しているアニメ「日本三國」の続編制作も決定した。制作決定にあわせ、スペシャル映像も公開されている。
日本三國」は、小学館のコミックアプリ「マンガワン」/WEB コミックサイト「裏サンデー」にて連載中で、アニメの配信開始時に100万部だった原作コミックスの累計発行部数は、わずか1カ月で200万部を突破する大ヒットを記録した作品。
舞台は核大戦、天災、悪政などから革命が起こり、文明が崩壊した近未来の日本。国は三つに分かれ、覇権を争う三国時代に突入したなかで、しがない地方役人だった三角青輝(みすみ あおてる)は「日本再統一」を目指し、豊富な知識と長けた弁舌でのし上がっていくSF戦国エンターテインメント。
4月の配信開始直後から大きな反響を呼び、4月に配信開始したPrime Videoの新作アニメシリーズで視聴者数No.1を記録。世界中のPrime Videoを対象としたランキングであるグローバルTOP10にも入る快挙を成し遂げた。
公開されたスペシャル映像は、初めのシリーズのダイジェスト映像に加え、階段を上り振り返る三角青輝の様子を映した新映像を盛り込んだもの。「果たして三角青輝の見据える先にあるものとは。続編の詳細情報にご期待ください」としている。
“初恋”がテーマの恋愛リアリティや、嵐のドキュメンタリーフィルムも
これまで「バチェラー・ジャパン」で“真実の愛”を、「ラブ トランジット」で“過去の恋”と向き合う男女の姿を映し出してきたAmazonが、新たに“初恋”をテーマに掲げた恋愛リアリティ番組として「初めての恋人になってください」を製作する。2027年夏独占配信。
人生で一度も恋人ができたことがない“交際経験ゼロ”の男女10名を主人公に、1か月間共に過ごし、自分自身や相手と真剣に向き合い、もがきながら「初めての恋人」を見つけるべく一歩踏み出していく姿を等身大で描く。
あわせてティザー映像も公開。それぞれの日常を送る参加者たちの後ろ姿が映し出されており、さまざまな職業やバックグラウンドを持つ個性豊かな面々が集結。彼らの表情はベールに包まれながらも、「今までずっと恋人がいない」「人生で初めての恋人を見つけたい」「どういうときに好きという感情が生まれるのか、見つけたい」と、旅に臨むリアルな想いが語られる。
またアイドルグループ・嵐の活動休止から、約6年を経て開催された5大ドームツアーの裏側に密着し、「嵐」に向き合ったメンバー5人の姿を追った、ドキュメンタリーフィルムPrime Original「5 - 嵐という時間 -」を12月15日から世界独占配信する。
結成から約27年間という人生の大半をアイドルとして生きてきた5人の男たちの、自分たちで決めた終着点「We are ARASHI」ライブに進む中で、彼らが「嵐」とどう向き合い、どう幕を下ろしたのか―。是枝裕和が約半年をかけて、彼らの知られざる胸の内に迫った。
今作は、世界的な映画監督の是枝裕和が総監督を務め、是枝監督が率いる映像制作集団・分福の今中康平と砂田麻美がディレクターを担当した。
あわせて、これまで嵐のライブ演出を担ってきた松本潤が、ドキュメンタリーの配信に合わせて編集した、Prime Videoだけで視聴できる特別編集版のコンサート映像『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI -Prime Video Edition-」』を12月21日から世界独占配信。
加えて、過去のライブアーカイブ映像9作品も、楽曲中心の構成に再編集して、9月15日から順次配信する。
























