ニュース

MOONDROP、7年かけた“念願の静電型ヘッドフォン”「MOONZERO」。「10万円以下目指す」

静電型(コンデンサー型)ヘッドフォン「MOONZERO」

水月雨(MOONDROP)は、日本で初めて主催する試聴イベント「水月雨(MOONDROP)試聴発表会 2026」を、9月5日にステーションコンファレンス東京で開催。そこで、今年中の発売を目指している、静電型(コンデンサー型)ヘッドフォン「MOONZERO」を披露した。価格は未定だが、「10万円以下になるイメージ」だという。

説明会に登壇した水月雨(MOONDROP)代表で、製品開発を担当する鄭(水月)氏は、「7年前から開発を開始し、無数の試作を繰り返し、幾多のトラブルを乗り越えて完成させた、念願の静電型ヘッドフォン」と、MOONZEROへの想いを語った。

水月雨(MOONDROP)代表で、製品開発を担当する鄭(水月)氏
開発は7年前からスタートした

独自開発の静電ドライバー・アーキテクチャーを用いて、直径112mmの大型静電ドライバーを開発した。素材は「企業秘密」とのことだが、1.2μmという薄型の“金色蝉翼”振動板を開発。安定性のある構造、高い信頼性を備えるほか、温度・湿度の変化にも強く、分極電荷分布が均一な特性だという。

直系112mmの大型静電ドライバーを開発

ハウジングはオープン型で、二重の保護ネットを採用。ドライバーを保護すると共に、ハウジングの反射を低減させている。

サウンド面では「静電ヘッドフォン特有の、自然で透明な魅力を凝縮した」とのこと。

周波数特性
高調波歪み

入力プラグは汎用の5ピンコネクタで、「市販の多くの静電ヘッドフォンアンプに対応できる」とのこと。

ヘッドバンドにはドライカーボンを活用。弾性を活かし、装着感を高めつつ、耐久性にも優れ、軽量だという。ヘッドパット位置は調整可能。スポーツ機器に使われる先進素材工法を採用した。イヤーパッドはラムスキン。