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Forté Ears、自社設計ドライバ×白樺材シェルのイヤフォン「Violetta」
2026年10月26日 17:00
オリオラスジャパンは、シンガポールForté EarsのサードプレミアムIEM「Violetta」(ヴィオレッタ)を10月28日に発売する。価格は220,000円。
Forté Earsは、シンガポール発のプレミアムイヤフォンブランド。創設者Riccardo Yeh氏はエンジニアながら音楽学者であり、古琴奏者でもある。HIFIMANでの国際セールスディレクターとして勤めていた際に、CEOのFang氏による平面駆動技術と音響美学に触発され、HE1000やSusvaraなどの製品開発に参加した経験もある。そして、自らの立ち上げたブランドがForté Earsとなる。
その第3弾モデルViolettaは、ヴェルディのオペラ「La Traviata(椿姫)」と、その悲劇のヒロイン、ヴィオレッタ・ヴァレリーから着想を得ている。その歌声に宿るのは「壊れそうなほど繊細な優しさと、決して揺るがない情熱」。Violettaはその精神を音として描き出したという。
音響負荷設定から共振制御まで、完全自社設計のダイナミックドライバー「Cadenza」を搭載。「音楽の起点を一つにしながらも、ダンピング特性に優れ繊細な音色表現と一体感のある余韻を実現するため、オリジナルのドライバーユニットを開発した」という。
多層チタンコーティングの10mm振動板と、強力なネオジム磁気回路、CCAWボイスコイルを組み合わせたデュアルチャンバー構造を採用。
ひとつのチャンバーが低域の質感や明瞭さを本物として感じられる豊かな音色の土台をつくり、実体感を担当。もうひとつのチャンバーは本体シェルと連携して空気の流れと、不要な内部反射を抑えながら低中域から低域にかけて適切な減衰を与えてダイナミクスを安定させている。
自然で本物さながらの響きを実現するために、「Chambre Séparée(シャンブル・セパレ)という音響構造を搭載。
デュアルチャンバー構造のドライバーCadenza、有機的な制振性と自然な共鳴を実現する白樺材のシェル、異なる共鳴特性を持つ高密度圧縮合金製フェイスプレーを、緻密にコントロール。「ボーカルや楽器に豊かさや丸み、しっかりとした実体感を持たせながらも、音の過度な厚みや混在を避けた深みのある美しい一体感のある音を実現した」という。
フェイスプレートは、彫刻で椿姫のヒロインが常に身につけていたカメリア(椿の花)をあしらった。プレート素材は音の立ち上がりや空間表現に影響を与える音響部品として取り入れられている。
古琴の奏者であるマスターエンジニアは、楽器に利用される木材が与える音色への影響を探究。楽器職人と共にあらゆる木材を試すことで辿り着いた白樺材をシェルに採用。
他の木材の中でも中庸的な物理特性を持ち、極端に密度の高い硬質でもなく、かといって柔らかすぎないため、木材の共振によって音に過剰な色付けを与えにくく、高域が必要以上に硬く、脆く、明るい方向へ傾くこともないという。
不要な共振を抑えながらも響きを過度に消さず、素材本来が備える自然な倍音構造を残しつつ安定化するため、独自の真空樹脂含浸処理も施している。
付属ケーブルは、ELETECH製OCC銅リッツ線4芯25AWGケーブル。イヤーピースは「Eletech BAROQUE Stage」が付属する。感度は102.9dB@1kHz、インピーダンスは25Ω@1kHz。


