タイムロード、ポータブルヘッドフォンアンプ「iQube」新モデル

-USB DAC機能搭載。オランダQables.comプロデュース


左が数量限定のホワイトバージョン「iQube V2 SE」。右が通常の「V2」。iPodなどのプレーヤーは付属しない

7月28日発売

標準価格:オープンプライス

 株式会社タイムロードは、オランダQables.comのポータブルヘッドフォンアンプ「iQube」の新モデル、「iQube V2」を7月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は75,600円程度を想定している。

 また、通常モデルは胴体部がブラックだが、世界限定50台でホワイトバージョン「iQube V2 SE」も用意。タイムロードでは日本向けに30台を確保しており、価格は81,900円となっている。

 なお、7月27日18時までに「V2」(V2 SEを除く)を予約すると、もれなくiPhoneのライン接続用ケーブル「Performance iPhone-mini Line cable」が1本プレゼントされるキャンペーンも実施予定。

 オランダのオンラインポータルサイト、Qables.comがプロデュースした、ポータブルヘッドフォンアンプ。高能率なDクラスアンプを内蔵しているのが特徴で、バッテリを内蔵。ポータブルオーディオプレーヤーなどと接続し、屋外での使用を想定している。

 従来モデルの「iQube」(65,100円)からの変化点は、USB DAC回路を内蔵したこと。PCなどと接続し、USB経由で再生できるようになった。音質にこだわり、USB DACには既存のチップを使わず、自社開発のものを使っているという。

 また、従来は単4電池4本を使っていたが、前述のように電源が内蔵バッテリとなった。前モデルでは「ケースデザインでは音質を重視し、固定ネジを極力排除したため、電池交換時のパネルの取り外しが非常に難しく、塗装部分を傷つけてしまうなどの問題があった」(タイムロード)という。

プレーヤーとアンプを結束するバンドなども同梱する
 なお、タイムロードでは「電池によって音色が変わるということで、音にこだわりのあるユーザーには電池交換が可能であることは魅力」と、前モデルの良さも説明している。充電は付属のUSBチャージャーケーブルで行なう。

 アナログ回路は従来モデルとほぼ共通。入力端子はミニUSB、ステレオミニを各1系統装備。USB自動検知機能、サンプルレートコンバータ機能も備えている。ミニUSBケーブルやポータブルプレーヤーとアンプを結束するためのバンドなどを同梱。外形寸法は70×126×23mm(幅×奥行き×高さ)。出力などの詳細情報を含め、最終的な仕様情報は「7月20日までにはホームページに掲載する」(タイムロード)という。



(2009年 7月 7日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]