ランサー、PCとLAN/USB接続してHDMI出力可能なアダプタ
-LAN接続でジッターレス音声伝送も。実売4万円
ランサーリンク株式会社は、パソコンの映像/音声をLANまたはUSB経由でHDMI端子から出力できる変換アダプタ「ネットワークHDコンバータ」(NHC-168)を9月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後の見込み。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。
パソコンとUSBまたはLAN(ケーブル長100mまで)で接続し、映像と音声をHDMI信号に変換してディスプレイに出力できるアダプタ。パソコンと直接LANでつなぐ以外に、ルータを介してネットワーク経由で接続することも可能。解像度は最大1,650×1,050ドットに対応する。LANでは1台、USBでは6台まで接続できる。
HDMI出力端子部 |
同社は「LAN接続した場合、映像と音声の出力クオリティが飛躍的に向上する。HDMI入力を持つAVアンプへ接続すればその性能と品質は明らか」としている。また、映像信号と音声信号を完全に分断でき、ノイズを低減したジッターレス伝送が可能になったという。
EthernetとHDMI出力は各1系統。映像/音声用のUSB 2.0端子のほか、2系統のUSBハブも備え、マウスやキーボードを接続することでパソコンの遠隔操作が可能。また、USBメモリやUSB HDDの接続もできる。
筐体はアルミ製。外形寸法は91×120×30.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は220g。
(2009年 9月 10日)
[AV Watch編集部 中林暁]