ソニー、ウォークマン用管理ソフト「x-アプリ」を公開

-音楽/ビデオ/写真を一括管理。歌詞データ対応も


10月7日公開


 ソニーは7日、音楽/ビデオ/写真管理の新アプリケーションとなる「x-アプリ」を公開した。ウォークマンやRollyなどの転送ソフトとして利用可能で、対応OSはWindows XP/Vista/7。プログラムサイズは約120MB。

 従来の音楽管理・転送ソフト「SonicStage V」の後継となるもので、音楽やLISMOビデオクリップ、ビデオ、写真、Podcastなどのコンテンツを管理できる。SonicStage Vを利用していた場合は、そのままコンテンツがx-アプリに引き継がれ、SonicStage Vはアンインストールされる。

写真やビデオも管理可能になった

 SonicStage Vのほぼすべての機能を継承しながら、音楽だけでなく、Podcastやビデオ、写真なども一括管理可能になった。「12音解析技術」を元に、曲調やリズムなどを判断して自動分類して、気分に合わせた楽曲再生を行なえる「おまかせチャンネル」も追加。「エモーショナル」、「ノスタルジア」、「エレクトロニック」、「パーティタイム」、「ラン」など、気分や用途別のプレイリストを自動作成してくれる。

 さらに、シンクパワーが提供する歌詞データ販売サービス「歌詞ピタ」に対応。歌詞データを購入/ダウンロードし、「x-アプリ」上で楽曲データと結合し、その楽曲を新ウォークマンに転送し、ウォークマンのディスプレイで再生と連動した歌詞表示を行なうことができる。歌詞ピタ対応のウォークマンは、10月発売の「NW-A840」と「NW-S640/S740シリーズ」。

おまかせチャンネル楽曲を選んで、右クリックから歌詞ピタのサイトにアクセスできる

 写真と曲を使って、プロモーションビデオのような作品を自動生成する「x-Pict Story」や、手作り風フォトアルバムを製作できる「x-ScrapBook」、写真や曲を時間軸に沿って流れるように楽しめる「x-Choronology」などのアプリケーションも搭載している。

x-Pict Story。選択した写真と曲からイメージビデオを自動作成してくれるx-ScrapBookx-Choronology

(2009年 10月 8日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]