インターネット、ヒット曲のMIDIやVOCALOIDデータを販売
-VOCALOID用カラオケもセット。1曲315円
インターネットは、作曲、アレンジ、ボーカルパートの作成、楽器練習などに向けて、最新曲やヒット曲のMIDIやVOCALOID用データをダウンロード販売するサービス「音楽データダウンロード販売」を26日より実施する。価格は1曲315円。
1曲の音楽データは、メロディとコード進行が入った「MIDIデータ」と、音声合成エンジン「VOCALOID 2」で歌わせることができる「VOCALOIDデータ」 、VOCALOIDデータのカラオケとして利用できる「オーディオデータ」の3種類から構成され、3ファイル1セットとしてダウンロードできる。
試聴は全曲可能だが、WAV形式の伴奏データの一部となる。音楽データは毎月更新する予定としている。
購入はクレジットカード、もしくは同社製品のバージョンアップならびに優待販売購入時に付与されるポイント(1曲315ポイント)により可能。入手したい楽曲を対象ページより検索し、カートに入れて決済する流れとなる。なお、ダウンロードは注文完了時より、24時間以内(3回まで)に限り可能となっている。
音楽データのMIDIデータは、メロディやコード進行を含むMIDI形式のファイルで、音楽作成ソフト「Singer Song Writer」のアレンジ機能を利用して伴奏を作成する際に利用可能。他社のDAWソフトで読み込んで楽曲制作に使用することもできる。
VOCALOIDデータは「VOCALOID 2」専用の歌声ファイル(.vsq)。同社の「がくっぽいど」や「Megpoid」(メグッポイド)をはじめ、各社の「VOCALOID 2」採用のソフトウェア音源で歌詞を歌わせることが可能。WAVファイルに書き出して、「Singer Song Writer」で伴奏とミックスすることもできる。
オーディオデータは伴奏用のファイルで、16bit/44.1kHzのリニアPCM(WAV)音源となっている。vsqファイルのオーケストラとして利用可能なほか、楽器の練習やカラオケ用のBGMとしても利用できる。
(2010年 1月 26日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]