ドコモ、Android端末「Xperia」発売日を4月1日に決定

-アプリ紹介するドコモマーケット。ピエール瀧も吟味


Xperia

4月1日発売

 

 NTTドコモは、Android OSを搭載したソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「Xperia」(エクスペリア/SO-01B)の発売日を4月1日に決定した。全国一斉販売となり、3月18日からドコモショップで予約も受け付ける。これまでは発売日を4月とアナウンスしていた。

 また、発売に合わせて4月1日から、Android用アプリケーション紹介ポータルサイト「ドコモマーケット」を開始。ドコモがおすすめするコンテンツやアプリをわかりやすく紹介するというもので、Xperiaのホーム画面にある専用アイコンから接続。無料で利用できるが、一部有料コンテンツがある。利用の際に申し込みなどは不要。

Sensuous BlackとLuster White
 「Xperia」は、OSにAndroid 1.6を採用したスマートフォン。ディスプレイは4型/480×854ドットのタッチパネル。キーボードを搭載しないフルタッチ操作が特徴で、本体下部に3つのボタンを備える。内蔵メモリは1GBで、CPUの動作周波数は1GHz。外部メモリはmicroSDHCカードを使用し、16GBのカードを同梱する。

 フルブラウザを搭載し、 Google検索やGmailやGoogleマップなどが利用できる。また、YouTube閲覧機能も搭載し、YouTubeの高画質モードにも対応している。IEEE 802.11b/gの無線LANや、Bluetoothも搭載する。内蔵カメラは810万画素。16倍のデジタルズームや顔認識AFなどを搭載する。なお、iモード、ケータイデータお預かりサービス、おサイフケータイ、ワンセグなどには対応しない。

 外形寸法は119×63×13.1mm(縦×横×厚さ)、重量は約139g。連続待ち受け時間は3Gで約300時間、GSMでは約230時間。連続通話は3Gが約290時間、GSMが約270時間。


■ ドコモマーケット開始

 ドコモマーケットでは「特集」、「おすすめ」、「新着」、「お客様サポート」、「コンテンツ一覧」のメニューを用意。オリジナルコンテンツとして、ピエール瀧がAndroidアプリを続々体験し評価仕分けする番組「アプリエール瀧」(無料)や、全国の“看板美女”を地図上で閲覧できるアプリ「美女地図」(無料)などのコンテンツを用意。

ドコモマーケット利用の流れロゴマーク

 東京大学の協力を得て開発したという人工知能アプリも無料で提供。女性有名人を人工知能化するというもので、「僕のカノジョは中川翔子」、「僕のカノジョは神戸蘭子」、「僕のカノジョは南明奈」、「僕のカノジョは川島海荷」を用意。しゃべりかける、なでる、揺らすなどのアクションをユーザーが行なうと、いかにもその人らしい反応が返ってくるという。ほかにも「毎日新聞Android版」(無料)、ナビゲーターが世界の名所を訪ねる旅番組「女神の旅」(無料)を用意する。

各コンテンツのアイコン


■ ニフティも人気サイトをAndroid向けに提供

 また、ニフティもXperia発売にあわせ、同社の人気サイトをAndroid向けにも提供開始する。「デイリーポータルZ」や、トレンド情報サイト「トレンドカフェ」、自動車情報サイト「Car@nifty」の3サイト。


(2010年 3月 18日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]