独LINDY、日本で直販を開始。WMA/MP3プレーヤーなど販売

－11,500円のNCヘッドフォンやHDMIケーブル/セレクタも

9月発売のポータブルプレーヤー(右)と、発売中のNCヘッドフォン(左)

8月10日発表

　AV機器やPC周辺機器を扱う独LINDYは、日本における総販売元として株式会社リンディー・セールスを5月に設立。日本における展開の第1弾として、8月10日よりオンラインショップを開設した。

　AV機器の新製品として、スピーカーを内蔵したポータブルオーディオプレーヤー「ミニHi-Fiサウンドミュージックプレイヤーシステム」(型番:73123)を9月初旬より直販価格12,800円で発売する。

　そのほかの製品では、ノイズキャンセリングヘッドフォン(型番:20425)を11,500円で販売開始。また、業界最高という25年保証も行なうHDMIなどのケーブル「プレミアムゴールドケーブル」シリーズや、セレクタ/分配器などを取り扱っている。

　LINDYは、1932年にドイツで設立。ドイツ以外では英国、イタリア、スイス、フランス、米国、オーストラリアに拠点を置いている。HDMI/DVI/VGA/USBなどのケーブルやPCアクセサリ、セレクタ、延長器などの製品をコンシューマ/企業向けに展開している。

　日本での販売は当初直販サイトのみで、LINDYブランドの1万製品から約200種類を販売。順次新製品を投入する。保証期間の長さも特徴で、最短でも2年間の保証が付くという。今後は量販店など販売チャネルの拡大を図り、初年度1億5,000万円の売上を目指す。

■ ミニHi-Fiサウンドミュージックプレイヤーシステム

平らな面に置いて、天面のスピーカーから再生可能

　2GBのフラッシュメモリを内蔵したポータブルオーディオプレーヤー。外形寸法38×90㎜(最大直径×高さ)の樽状の円筒形となっており、天面に広指向性のスピーカーを内蔵。複数人数でも楽しめることを特徴としている。ステレオミニのライン入力も備え、ポータブルスピーカーとしても利用できる。

　再生可能なフォーマットはWMA/MP3。DRM付きファイルはサポートしない。操作は底面のボタンで行ない、ディスプレイは非搭載。楽曲の転送はUSB 2.0(Full Speed)経由で行なう。

　天面のスピーカーは出力1.5W(モノラル)。底面にヘッドフォン出力も備える。電源は内蔵バッテリで、連続再生時間はヘッドフォンで約60時間、スピーカーで約8時間。充電はUSB経由で行ない、充電時間は約3～4時間。重量は約95g。USBケーブルやステレオミニケーブルなどが付属する。


側面	スピーカー部	底面の操作ボタンと入出力端子部

■ アクティブノイズキャンセリングヘッドフォン

ハウジングにLINDYのロゴ

　周囲の雑音と逆位相の音を生成することで、ノイズを打ち消して音楽を聴くことができるアクティブノイズキャンセル(NC)技術を搭載したヘッドフォン。NCが有効な周波数帯域は40Hz～1kHz、NCレベルは16dB(100～200Hz)。

　単4電池1本で駆動し、連続使用時間は約40時間。なお、NCをOFFにした状態でも通常のヘッドフォンとして利用可能。折りたたみも可能で、ポーチも付属する。イヤーパッドは柔らかいクッションを備え、長時間でも快適に利用できるとしている。

　ヘッドフォンのユニットは40mm径で、ネオジウムマグネットを搭載。再生周波数帯域は20Hz～20kHz。感度はNC ON時が104dB/mW、OFF時が100dB。インピーダンスはON時が70Ω±20%、OFF時が40Ω±20%。

　ケーブルはステレオミニ/長さ1.2mで、ハウジング部への着脱式。そのほかの付属品として、航空機用アダプタや、標準プラグアダプタなどが付属する。


NCをONにするとランプが光る	折りたたみも可能	付属品

（2010年 8月 10日）