オンキヨー、iPhoneデジタル接続対応のCDオーディオ

-単品スピーカー向け技術搭載。奥行きを約13%削減


iPhone 4(別売)装着時

 オンキヨーは、iPod/iPhoneとデジタル接続可能なCDオーディオシステム「AERO Sound System CBX-500(B)」を12月9日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後。

 iPhone/iPod対応のDockコネクタと、CDプレーヤー、アンプ、FM/AMチューナを備えた一体型のオーディオシステム。iPhone/iPod内の音楽データをデジタルのままで取り出し、CBX-500のDACやアンプを使った高音質再生が可能となっている。本体の奥行きは約20㎝で、従来モデル「CBX-Z20」に比べ約13%薄型化。ベッドサイドやシェルフなどの省スペースでも設置可能とした。

 付属リモコンでiPhone/iPod音楽再生の基本操作が可能。iPod/iPhone用の操作ボタンは中央に集めており、選曲時には上下ボタンで画面がスクロール、中央のENTERボタンで決定できるなど、iPodと同じような感覚で操作できるとしている。Dockコネクタ部はスライド式で、収納することも可能。対応iPod/iPhoneは、iPod touch/classic、nano(第2~6世代)と、iPhone3G/3GS/4。

 出力10W×2chのアンプを内蔵。スピーカーは8㎝径のOMFコーンを搭載し、振幅効率に優れたダンパーを使用。また、同社単品スピーカーで採用しているスリット型バスレフ技術「AERO ACOUSTIC DRIVE」を搭載し、定在波を抑えつつスピード感のある低域再生を実現。サランネットも単品スピーカーに装着されているものを使用している。

CBX-500本体スピーカーは8㎝径OMFコーン「AERO ACOUSTIC DRIVE」で低域を増強

 CDは天面からのスロットローディング方式で、スライド式のカバーも装備する。スヌーズ付きのアラームやスリープタイマーも搭載。アラームは4種類まで登録可能で、毎週月~金曜などの連続した曜日に動作するようにも設定できる。

 一体型オーディオながら、電源トランスはクラスを超えるという大型のパーツを使用。「サウンドクオリティを最大限に引き出すために、土台からこだわった」としている。

 再生周波数帯域は20Hz~20kHz。ライン入力とヘッドフォン出力を各1系統装備する。外形寸法は459.5×202×193mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.8kg。

付属リモコンは、iPod/iPhoneの操作性に配慮CDはスロットローディング大型電源トランスを搭載


(2010年 11月 25日)

[AV Watch編集部 中林暁]