ソニー、デジタル一眼動画撮影用の5型HDMIモニタ

-他社製カメラにも装着可能。NEX-5のゴールドも


クリップオンタイプのHDMI接続液晶モニタ「CLM-V55」

 ソニーは、同社「α」シリーズだけでなく、他社製の動画撮影機能を備えたデジタル一眼カメラなどにも装着できるクリップオンタイプのHDMI接続液晶モニタ「CLM-V55」を3月10日に発売する。価格は42,000円。

 また、NEX-5に新色「ゴールド」を追加。2月10日に「『NEX-5』ダブルレンズキット NEX-5D」として、E 16mm F2.8/E 18-55mm F3.5-5.6 OSSのレンズを付属した製品を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9万5,000円前後の見込み。


NEX-5の新色「ゴールド」ダブルレンズキットとして「E 16mm F2.8」と「E18-55mm F3.5-5.6 OSS」が付属する


■小型のHDMI液晶モニタ

 5型800×480ドットの液晶モニタで、側面にHDMI入力端子を装備。HDMI出力とライブビュー機能を備えたデジタル一眼レフカメラや、デジタル一眼カメラなどと接続することで、カメラ内蔵のモニタよりも大きな画面で映像を確認しながら、快適に動画撮影ができるという。モニタとカメラは通常のHDMIケーブルで接続でき、約45cmのケーブルが付属する。

 カメラとの固定にはアクセサリーシューを使用。αで採用されている、ソニー独自規格のオート ロックアクセサリーシュー用のアダプタに加え、JIS規格のアクセサリーシュー用アダプタも付属しているため、他社のカメラにも装着できる。また、三脚穴も備えている。なお、NEX-5/3のスマートアクセサリーターミナルには接続できない。

 シューアダプタは可動式で、前後約90度ずつ、左右約180度ずつの調整が可能。取り外し可能なフードも付属する。

液晶のフードは折り畳み、取り外しも可能フードを外したところ。接続は側面に見えるHDMIケーブルで行なうシューアダプタは可動式で、前後約90度ずつ、左右約180度ずつの調整が可能

 動画撮影をサポートするため、ピント合わせを確認する際に活用できるピーキング機能や、ピクセル等倍拡大機能などが利用可能。バッテリで動作し、裏面に装着。バッテリは別売で、αシリーズで採用されている「NP-FM500H」や、ハンディカム用の大容量バッテリ「QM91D」などが装着可能。Mタイプバッテリ「NP-FM500H/QM71D/QM91D」に対応し、長時間撮影にも対応できるという。また、別売のACアダプタ「AC-PW10AM」も接続できる。

 ヘッドフォン出力も備えるほか、モノラルスピーカーも内蔵している。また、アクセサリーキットとして、バッテリの「NP-FW50」と、約2mのHDMIケーブルをセットにした「ACC-HDFW」も9,975円で2月10日に発売する。

ピント合わせを確認する際に活用できるピーキング機能などや、等倍拡大表示が可能画面の裏側。αやハンディカムシリーズのバッテリが装着できる

(2011年 1月 13日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]