VAP、実写版映画「君に届け」を3月にBD/DVD化
-アニメ連動特典も。荻上監督「トイレット」も
映画「君に届け」Blu-ray (C)2010映画「君に届け」製作委員会 (C)椎名軽穂/集英社 |
バップは、実写映画版の「君に届け」を、3月11日にBlu-ray/DVDビデオ化する。価格はBD版が6,090円、DVDの特典ディスク付きプレミアム・エディションが5,040円、DVDスタンダード・エディションが3,675円。
また、ポニーキャニオンは「かもめ食堂」や「めがね」を手掛けた荻上直子監督の最新作「トイレット」を3月16日にBD/DVD化する。発売元はショウゲート。価格はBD版が6,090円、DVD版が4,935円。
■君に届け
集英社「別冊マーガレット」連載中、累計1,400万部を突破する同名コミックを原作とした映画。映画化に先立ってアニメ化も果たしており、現在アニメの第2期シリーズが放送されている。
タイトル | 仕様 | 音声 | 品番 | 価格 | |
BD | 映画「君に届け」Blu-ray | 1枚組 本編約128分 特典約130分 ビスタ 日本語字幕 | (1)日本語 (ドルビーTrueHD 5.1ch) (2)日本語 (ドルビーTrueHD 2.0ch) | VPXT-71160 | 6,090円 |
DVD | 映画「君に届け」DVD プレミアム・エディション(生産限定) | 2枚組 本編約128分 特典約130分 ビスタ 日本語字幕 | (1)日本語 (ドルビーデジタル 5.1ch) (2)日本語 (ドルビーデジタル 2.0ch) | VPBT-13531 | 5,040円 |
映画「君に届け」DVD スタンダード・エディション | 1枚組 本編約128分 特典 ビスタ 日本語字幕 | (1)英語 (ドルビーデジタル5.1ch) (2)日本語 (ドルビーデジタル2.0ch) | VPBT-13532 | 3,675円 |
陰気な容姿のせいで霊感があると恐れられ、“貞子”というあだ名がついている黒沼爽子(多部未華子)。だが見た目とは裏腹に、彼女は善意のかたまりのような女の子で、座右の銘は「一日一善」。しかし、自分のことをうまく伝えることが出来ず、「貞子」としてクラスからは浮いた存在になっていた。
そんな爽子のクラスメート風早翔太(三浦春馬)は、爽子とは正反対で、明るく誰に対しても分け隔てなく接することができ、多くの人から好かれている。爽子に対してもフレンドリーに接してくれるため、爽子は憧れと尊敬の念を抱く。一方、風早はいつも人知れずクラスのために働く姿や、実はとっても前向きな爽子に特別な感情を抱いており……。監督は熊澤尚人。
BD版には約130分の特典映像を収録。「Making of kiminitodoke -bestfriends-」、イベント映像集、四大都市キャンペーン完全密着ツアー、キャストスペシャル座談会、「復刻! 『君に届け』スペシャルナビゲートDVD」(※別冊マーガレット10月号付録の再編集版)、TVスポット集を収めている。
さらに封入特典として、初回生産限定でフィルムストラップが付属。初回・通常版のどちらにも、「西高1年D組学級日誌」(ブックレット)が付属する。
また、アニメの第2期シリーズDVDの第1巻と連動する特典として、初回生産分限定で原作者・椎名軽穂によるイラストポストカード5枚セット(描き下ろしイラスト含む/アニメDVD封入のポストカードとは別イラスト)、映画・アニメDVD連動特典応募券が付属する。
DVDのプレミアム・エディションは生産限定。特典ディスクを同梱した2枚組で、収録する特典はBD版と同じ。封入特典のフィルムストラップやブックレットも同梱。アニメDVD連動特典も用意している。
DVDスタンダード・エディションは本編ディスクのみで、特典映像は特報と予告編のみ。初回生産分限定でアニメDVD連動特典も用意している。
■トイレット
「かもめ食堂」や「めがね」を手掛けた荻上直子監督の最新作で、もたいまさこが出演している。
タイトル | 仕様 | 音声 | 品番 | 価格 | |
BD | トイレット | 1枚組 片面2層 本編約109分 MPEG-4 AVC ビスタ 日本語字幕 | - | PCXE-50098 | 6,090円 |
DVD | トイレット | 2枚組 本編約109分 16:9 日本語字幕 | - | PCBE-53835 | 4,935円 |
プラモデルオタクの青年レイは、誰とも深く関わらないことを信条に生きてきた。しかし、母の葬儀の直後、一人暮らしのアパートからやむなく実家に舞い戻るはめに……。そこには引きこもりのピアニストの兄モーリーと、勝気な大学生の妹リサ、そして“ばーちゃん”が暮らしていた。
“ばーちゃん”はママが亡くなる直前に日本から呼び寄せた母親、つまりレイ達の祖母にあたる。英語がまったく喋れないばーちゃんは自室にこもりきりで、トイレから出てくるたびに深い溜息をつく。だが、そんなばーちゃんの無言の支えにより、レイ達は外の世界に一歩踏み出し、家族としての絆も深めていくことになる……。
(2011年 1月 14日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]