ソニー、BDレコーダのBD→HDD「ムーブバック」対応を延期

-レコーダは5月、BD/HDD内蔵BRAVIAは6月に


 

BDZ-AX2000
 ソニーは20日、4月と5月に予定したBlu-ray Discレコーダ6モデルと、BD/HDDレコーダ内蔵の液晶テレビ「BRAVIA HX80R/EX30Rシリーズ」で、録画したBD-R/REからHDDに番組を書き戻す「ムーブバック」対応アップデートを、それぞれ約1カ月延期すると発表した。

 1月27日のアップデート計画の発表時点では、BDレコーダのBDZ-AX2000/AX1000/AT900/AT700/AT500/AT300Sの6モデルは4月を目処に、BD/HDDレコーダ搭載BRAVIAのKDL-55HX80R/46HX80R/40HX80R、KDL-32EX30R/26EX30Rの5モデルは5月を目処に提供するとしていた。

 今回、BDレコーダは5月に、BD/HDDレコーダ搭載BRAVIAは6月にそれぞれ延期。詳細な日程については、決定次第案内するとしている。

 このアップデートにより、対象機種やソニーのBDレコーダで録画したBD-R/REのデジタル放送番組を、対象製品の内蔵HDDにムーブバック(書き戻す)することが可能になる。例えば複数のBDに保存した連続ドラマをHDDに書き戻し、1枚のBDにまとめるといったことができる。なお、ムーブバックしたデジタル放送番組はBD-R/RE上から削除される。また、DVDからのムーブバックはできない。


BDZ-AT900KDL-55HX80RKDL-26EX30R

(2011年 4月 20日)

[AV Watch編集部 古川 敦]