オーロラサウンド、6,980円のヘッドフォンアンプキット

組み立て例

　オーロラサウンドは、新ブランド「OTOMATSU」のヘッドフォンアンプキットを9月より秋葉原ラジオセンター内の三栄電波で発売した。価格は6,980円。

　「マニアから入門者まで十分実用に耐えられる性能と、初めての方でも失敗しない作りやすさを追求した」というヘッドフォンアンプキット。基板のパターンをハンダ付けしやすいように広く取っているほか、部品の着け間違いを防ぐため、基板上に部品番号も記載している。

　出力増強バッファICにはナショナルセミコンダクターの「LME49600」を2個使用。オペアンプはTIの「NE5534A」2個で、交換も可能。そのほか、WIMAのフィルムコンデンサや、ニチコンの電解コンデンサ、ALPSのボリュームといったパーツを使用している。

　周波数特性は10Hz～60kHz(-1.5dB)。歪み率(THD+N)は0.05%(32Ω/DC9V)。ヘッドフォンの適応インピーダンスは16～300Ω。電源はACアダプタのほか、±の2電源キット(別売)にも対応する。

　別売でポータブルアルミケース(2,600円)も用意。穴あけ加工済み。つまみやDCジャックを備えるほか、パネルシールも付属する。

キットの内容	別売のアルミケース収納時	iPhone 4との接続例