ソニー、「FIFAクラブワールドカップ」応援用のアプリ

-スマホを振って応援。澤選手の観戦動画をUst配信


特設サイトと「バモれ。アプリ」

 ソニーは、12月8日~18日に開催されるサッカー「FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2011」において、スマートフォンやSNSを活用して応援を楽しめる取り組みなどを発表した。

 7日に、「VAMOS VIEWING(バモス・ビューイング)特設ポータルサイト」を開設。特別コンテンツとして、12月18日の決勝戦に、なでしこジャパンの佐々木則夫監督、澤穂希選手の観戦の様子をUstreamで配信。タブレットやスマートフォン、PCなどで視聴できる。

 ソニーが提供するAndroidアプリ「バモれ。アプリ」では、自分の応援したいチームを選択し、スマートフォンを振ったり、タブレット上のボタンを押すことで、ネットワーク上のリアルタイムな応援合戦に参加可能。特設サイト上では、対戦チームのボール支配率をリアルタイムでチェックすることもできる。

 また、TwitterやFacebookを使って世界中のサポーターたちが応援できるサイト「ツイートスタジアム on FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2011」も開設。サイト上で、好きなチームや選手への応援メッセージ、試合の観戦コメントを投稿でき、世界各国のサポーターたちとともに大会を楽しめるという。

 さらに、東京・銀座 ソニービル 8階 コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)においては、12月8日の開幕戦と、14日、15日の準決勝、18日の決勝戦を2D映像で観戦できるパブリックビューイングイベントをMySonyClub会員向けなどに開催する。

 このほかにも、大会に合わせてパブリックビューイングや特設サイト、動画配信サービスなど、下記の企画を用意する。



■ パブリックビューイング・イン・東北

 東日本大震災の復興支援活動の一環として、岩手県陸前高田市、宮城県多賀城市、福島県会津若松市において、「FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2011」決勝戦を大画面で見る「パブリックビューイング・イン・東北」を12月18日に実施。地元の少年サッカーチームや仮設住宅にお住まいの方々などを招待する。

 決勝戦を迫力の250インチ超の大スクリーンで観戦できるほか、PlayStation Vitaを体験できるイベント、世界の人々からの応援メッセージが送られるSNS「Message to Japan」のコーナーも用意。なお、会場で使われる電力の一部は、ソニーの家庭用蓄電システム「ホームエネルギーサーバー CP-S300」を使用する。



■ FIFAクラブワールドカップジャパン2011 オフィシャルフィルム

 ハイライト映像「FIFAクラブワールドカップジャパン2011 オフィシャルフィルム」を、配信サービスの「Sony Entertainment Network」と「PlayStation Network」で独占配信する。

 配信コンテンツは、3Dと2D(HD)、2D(SD)を用意。いずれも約30分を予定する。配信地域は日本のみ。なお、この動画の予告編映像をBRAVIAネットチャンネル上の3D体験チャンネル「3D Experience」で配信予定。



■ 「ツイートスタジアム on FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2011」

 7日に開設されたサイトで、Twitterを通じて好きなチームや選手を応援できる。日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語の4カ国語に対応。日本語版では、サッカー解説者のセルジオ越後氏が特別参加してメッセージを投稿する。



■ 東京・銀座 ソニービルでのイベント

・ハイライト映像の3D上映(入場無料・入退場自由)

 12月8日~16日は、FIFAクラブワールドカップ2010大会の3Dハイライトを、17日~18日に準決勝などの3Dハイライトを上映する。上映時間は下記の通り。

12月8日(木)~12月18日(日)
12月8日(木)、14日(水)、15日(木) 11:00~18:00
12月9日(金)~13日(火)、16日(金)、17日(土) 11:00~19:00
12月18日(日) 11:00~16:00

・「バーチャル試着システム」(ソニービルと横浜国際競技場で実施)

 ソニーのAR(拡張現実)技術を活用した“AR Fitting(バーチャル試着)システム”を、銀座ソニービルと横浜国際競技場に設置。各国代表のユニフォームを、モニターに映る自分の姿を通して次々と試着できる。体の動きをリアルタイムに認識し、高度なフィット感でユニフォームが試着できるという。期間は12月14日~18日(横浜国際競技場は12月15日、18日のみ)。



(2011年 12月 7日)

[AV Watch編集部 中林暁]