マスプロ、ベランダにアンテナを取付けるためのベース

-手すり付きベランダも対応。BSやUHFアンテナ向け


左から厚さ100~200mmのフェンス向け「KBM45N」、200~300mm向け「KBM45NW」

 マスプロ電工は、ベランダのコンクリートフェンスに、BS・CSアンテナや簡易型UHFアンテナを取り付けるための「コンクリートフェンスベース」を2012年1月中旬に発売する。価格は、厚さ100~200mmのフェンス向けの「KBM45N」が9,660円、200~300mm向けの「KBM45NW」が19,425円。

 戸建て住宅や、マンションなどのベランダに設置されているコンクリートフェンスの
多くは、雨水の浸透を防ぐために笠木(フェンスなどの頂部につける横木)が取付けられている。マスプロによれば、近年、デザイン向上のため、笠木の高さが高くなる傾向にあるという。

 「KBM45N」と「KBM45NW」は、そうした笠木付きのコンクリートフェンスにも取り付けできるベースで、厚さ90mmまでの笠木に対応(従来モデルは53mmまで)。「KBM45N」は厚さ100~200mmのフェンスに、「KBM45NW」は200~300mmのフェンスに対応できる。圧接板が回転することで、手すり付きのフェンスにも対応可能。ベースには棒状の突起があり、そこにアンテナを取り付ける。

 設置作業はベランダの内側から可能。フェンスとの固定部分には、固定ボルトを締付ける力が効率よく保護パットに伝わるという独自の構造を採用。耐風速が従来モデル「KBM45」と比べ、「KBM45N」で約13%、「KBM45NW」で約62%向上したという。



(2011年 12月 21日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]