スタックス、新ポータブルイヤースピーカーを11月発売

47,250円の「SRS-002」。充電池対応。据え置き型も


イヤースピーカー「SRS-002」

 スタックスは、ポータブル使用も可能なイヤースピーカー「SRS-002」を11月初旬に発売する。価格は47,250円。イヤースピーカーの「SR-002」と、電池駆動が可能なドライバーユニット「SRM-002」がセットになっている。

 また、ドライバーユニットを据え置き型の「SRM-252S」にしたセット「SRS-005SMK2」も11月初旬に発売予定。価格は52,500円。イヤースピーカー部分は、「SR-002」と同等だが、プラグが5ピンPROバイアス用になった「SR-003MK2」で、26,250円で単品販売もされる。




■SRS-002

SRS-002

 エレクトロスタティック型のカナル型(耳栓型)イヤースピーカーで、ドライバーユニットの「SRM-002」とイヤースピーカー「SR-002」がセットになっている。

 イヤースピーカー「SR-002」は、初代「S-001」や「S-001Mk2」と比べ、振動膜を約15%薄くし、軽量化した。さらに、屋外での利用を想定し、シリコンゴム製のイヤーピースを3サイズ同梱。さらに、より安定した装着感が得られるように、後付けできるヘッドバンドも付属する。

 ドライバーユニット「SRM-002」は単3電池2本で動作でき、電源部を従来モデルから改良。アルカリ乾電池や充電式電池でも十分な性能が発揮できるという。エコモードとノーマルモードも用意している。アルカリ電池を使った場合、エコモードでは5時間以上、ノーマルモードでは4時間以上の使用が可能。オプションでACアダプタも用意する。

 イヤースピーカーのケーブルは両出しで、専用の6芯並行ケーブル(1.45m)を採用。SRM-002との接続は、専用のプラグを使っている。


「HI-END SHOW TOKYO 2012」で展示されたもの

 再生周波数帯域は20Hz~20kHz(±4dB)。静電容量は44pF。音圧感度は110dB。標準バイアス電圧は540V-580V。SR-002のケーブルを含めた重さは28g。SRM-002の外形寸法は66.5×116×27.5mm(幅×奥行き×高さ)。電池を含まない重量は102g。



■SRS-005SMK2

SRS-005SMK2

 イヤースピーカーの「SR-003MK2」と、据え置き型ドライバーユニット「SRM-252S」をセットにしたモデル。イヤースピーカーの仕様は前述の「SR-002」とほぼ同じだが、ケーブルが5ピンPROバイアスケーブル(6芯並行/1.5m)になっている。

 このケーブルが接続できるドライバーユニット「SRM-252S」は、外形寸法132×132×38mm(幅×奥行き×高さ)。重量は540g。利得は58dB(約800倍)。高調波歪は0.01%以下。ACアダプタで動作する。バッテリ駆動には非対応。



(2012年 10月 12日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]