パロット、DLNAやNFC Bluetooth連携のタワースピーカー

スタルクデザインのZikmu Solo。98,000円


Parrot Zikmu Solo

 パロットは、フィリップ・スタルクがデザインしたタワー型スピーカー「Parrot Zikmu Solo」を11月15日より発売する。価格は98,000円で、全国のザ・コンランショップで11月15日より販売。12月からはインテリア、デザインショップでの販売を開始する。カラーは黒と白の2色。

 タワーの上部に2つのHARP(High Aspect Ration Panel)ドライバを、その下部にBMR(Balanced Modal Radiator)ドライバを搭載。HARPドライバは左右に音を拡散、BMRドライバはスピーカー前後に音を拡散する。底部にはネオジウム製の6.2インチウーファを搭載。出力は20W×3+40Wの合計100Wのデジタルアンプ。


利用イメージ

 独自のアルゴリズムをもつプロセッサ「Sound Flex」を搭載。HARPとBMRドライバの拡散方法をスマートフォンアプリの「Parrot Audio Suite」から調整可能。部屋のサイズや設置位置にあわせた音の広がりを設定できる。アプリはiOS版とAndroid版を用意する。

部屋のサイズや設置位置を調整
Parrot Audio Suiteイコライザ

 BluetoothとIEEE 802.11b/g/n無線LANを利用したワイヤレス接続のほか、iPhone/iPod用のDockコネクタ(30pin)、アナログ/デジタル音声入力(ミニジャック/共用)を装備し、さまざまな機器から音声出力が可能。BluetoothのペアリングにNFCを利用可能で、NFC対応のスマートフォンをZikmu Soloに近づけるだけの簡単操作でペアリングが行なえる。Bluetooth 3.0に準拠し、対応プロファイルはA2DP、AVRCP。

 無線LANのほか、Ethernetも装備。UPnP/DLNAに対応し、パソコンやNAS(LAN HDD)の楽曲ファイル再生が可能。対応ファイル形式はWWA、MP3、リニアPCM、WMA。ドック接続時の対応iPhone/iPodは、iPhone 3GS/4/4Sと、第4/5/6世代iPod touch、iPod Classic、第2~6世代iPod nano。

 再生周波数帯域は30Hz~20kHz。低域を拡張するBass Extenderなどを搭載する。外形寸法は320×290×782mm、重量は6.2kg。AC電源コードやリモコンなどが付属する。


(2012年 10月 17日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]