ソニー、「VAIO Tap 20」の発売を12月中旬に延期。「生産に遅れ」


 ソニーは26日、Windows 8搭載のPC「VAIO Tap20」の発売日を延期すると発表した。延期後の発売時期は12月中旬としている。

 Tap 20は、20型のタッチ液晶を備えた“テーブルトップPC”。デスクトップのように画面を立てる以外に、自由な姿勢でタッチ操作できるように画面をやや上に向けたスタイルや、画面を平らにして複数の人で楽しむスタイルにも対応する。バッテリを内蔵し、約3.5時間の動作が可能なことも特徴。

 発売延期となった製品は、Tap 20の標準仕様(店頭販売)モデル「SVJ20219CJW」、「SVJ20218CJW」、「SVJ20217CJW」と、CTO販売「VAIOオーナーメードモデル」の「SVJ2021AJ」。製品発表当初は、店頭モデル/VAIOオーナーメードモデルともに発売日(オーナーメードモデルは“お届け開始予定日”)を11月3日発売としていたが、12月中旬となる。延期の理由については「生産に遅れが生じた」と説明している。

 その他にも、「Eシリーズ 14P」の店頭モデル「SVE14A29CJS」と、同製品のオーナーメードモデル「SVE14A2AJ」のプレミアムカラー(ガンメタリック・シルバー)を、12月上旬発売に延期した。

 加えて、10月26日に提供予定としていたVAIO用のSNSソフト「Socialife」についても、提供時期が未定となった。準備ができ次第、改めて案内するという。



(2012年 10月 26日)

[AV Watch編集部 中林暁]