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サヤ、24bit/192kHz対応DAC内蔵のプリメインアンプ
USB/光/同軸デジタル装備の「UIA5200」
(2013/1/7 19:28)
サヤ(SAYA)は、24bit/192kHz DAC搭載のプリメインアンプ「UIA5200」を1月10日に発売する。価格は232,000円。
USB 1系統と光デジタル2系統、同軸デジタル1系統、アナログライン1系統の合計5入力を備え、全デジタル入力で24bit/192kHzに対応するDAC搭載のプリメインアンプ。「デジアン並みの大きさ、低消費電力で、AB級アンプを作れないかというテーマに挑戦した」としている。
パワーアンプに2重で帰還をかける多重帰還方式を採用したことで、消費電力と発熱を削減。低雑音スイッチモード電源、独立ヒートシンクを備え、AB級ながらD級アンプ並みの小型・省電力化とA級アンプ並みの性能を実現したという。
DACからパワーアンプまでの全経路を、高速広帯域の電流帰還型・上下対称コンプリメンタリプッシュプル回路で統一。インスツルメンテーションパワーアンプまでの全経路をバランス伝送化しており、デジタル入力からスピーカー出力の歪率を5ppm(1W/1kHz)に抑えている。また、バランス型パラレルDAC(AD1955)、バランス型電子ボリューム、MOS-FET ClassABインスツツメンテーションパワーアンプの3ブロックによるプリアンプレス構成とし、S/Nを大幅に改善したという。
部品単位で分離したローカル電源フィルタは24系統、安定化電源は11系統搭載。1W(2.83Vrms)におけるSN比は96.4dB。全回路を1枚の基板に集積しており、ワイヤコネクタを排除。最短経路で回路を接続している。最大5台/10chを連動できるアンプリンクも搭載する。
最大出力は45W×2ch(8Ω)。スピーカー出力はバナナプラグ対応。ヘッドフォン出力も備える。USB入力/スピーカー出力時の歪み率は0.0006%(20Hz~20kHz/1W)、0.002%(20Hz~20kHz/10W)。SN比は96.4dB(1W)、112.5dB (40W)。消費電力は135Wで、無入力時が28W。外形寸法は310×273×73mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.9kg。