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アクトビラ、キネマ旬報が選ぶ名作映画をVOD配信
見放題は月額945円。廃盤やフィルム作品の配信も
(2013/2/5 14:14)
アクトビラは、キネマ旬報DDが手掛けるVODサービス「キネマ旬報 CHANNEL」を、デジタルテレビ向けの「アクトビラ・ビデオ」において2月5日より独占配信する。
月額見放題またはPPVで配信し、料金は見放題が月額945円(初月は無料)、PPVが420円。配信形式はストリーミングで、HD/SDのコンテンツを用意する。
キネマ旬報DD(キネ旬DD)は、出版社のキネマ旬報社が名作のVOD配信事業に参入するため2012年10月に設立(キネマ旬報映画総合研究所から社名変更)。映像コンテンツのデジタルディストリビューション事業を行なっており、廃盤になって鑑賞機会が減ったビデオやDVD作品についても、キネ旬DDが権利取得を行ない、VOD配信する。
さらに、劇場のデジタルシネマ化に伴い、鑑賞機会が失われたフィルム作品についても、キネ旬DDでフィルム作品の興行権の取得と作品のデジタル化を行なう。同社は映画作品の再流通化を図り、多くの映画を日本中の映画ファンに提供するため、アクトビラにて配信するとしている。
2月の配信作品は、「月はどっちに出ている」(崔洋一監督)など5作品。5月頃までに、原一男監督の「全身小説家」(1994年キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位)や、柳町光男監督の「さらば愛しき大地」、「十九歳の地図」、ジャン・ユンカーマン監督「映画 日本国憲法」、土井敏邦監督「沈黙を破る」などの名作を中心に20タイトルまで拡大する予定。2月の配信作品は下記の通り。
【2月配信作品一覧】
- 「月はどっちに出ている」崔洋一監督(1993) キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位
- 「橋のない川」東陽一監督(1992) キネマ旬報ベスト・テン日本映画第6位
- 「絵の中のぼくの村」東陽一監督(1996) キネマ旬報ベスト・テン日本映画第5位
- 「台風クラブ」相米慎二監督(1985) キネマ旬報ベスト・テン日本映画第4位
- 「東京上空いらっしゃいませ」 相米慎二監督(1990)