民放キー局5社が大地震発生時のヘリ映像共有へ

　日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビの在京民放5社は、首都直下の大地震などの発生時に、一定の条件のもと、各社のヘリコプター映像をプール化(共有)することで合意した。

　今回の合意は、東日本大震災の教訓を踏まえ、首都直下型大地震などの発生時に「国民の生命財産を守る報道を行なうため」決定。各社のヘリコプター運行に大きな障害が発生した場合などの条件下で、共有を行なうとする。

　そのため5社は、5月1日から各社のヘリコプターのうち1機を持ち回りで茨城県の「つくばヘリポート」に常時駐機させ、民放ヘリ全機が飛行不能になることを防ぐことも決定している。