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マスタードシード、HDMI/光デジタル搭載のビデオキャプチャ

1080/30pで録画。HWエンコーダ搭載

HD PVR2 SE

 マスタードシードは、PC接続用のビデオキャプチャユニット「HD PVR 2 SE」を7月12日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,800円前後。対応OSはWindows XP/Vista/7/8で、Vista以降は64bitにも対応。

 米Hauppauge Computer Works製USB 2.0対応のPC接続用ビデオキャプチャユニット。HDMIとコンポーネント入力を各1系統備え、STB(セットトップボックス)やゲーム機などからPCに録画可能。ただし、HDCPで著作権保護されたHDMI映像のキャプチャは行なえない。

 2012年発売の「HD PVR 2」との違いとして、光デジタル音声入力端子を備え、アナログ映像入力時でも5.1chサラウンドなどのデジタル音声の取り込みが可能となった。また、IR(赤外線)ブラスターが付属し、STBのリモコン受光口に向けて設置することでチャンネルの切り替えが可能となり、番組の予約録画などに対応する。

 録画コーデックはMEPEG-4 AVC/H.264。フォーマットはAVCHD(TS/M2TS)とMP4で、録画レートは1~13.5Mbps。録画時の最大解像度は1080/30pで、HDMIパススルー出力は1080/60pに対応。ハードウェアエンコーダを搭載し、PC側の負荷を軽減するため、「コマ落ちのない安定した録画」が可能。本体上部には録画操作スイッチを搭載し、PC画面を操作することなく録画の開始/停止ができる。

 なお、コンポーネント入力からコンポジットやS映像を入力する事もできるが、S映像は別途変換アダプタが必要になる。

 付属ソフトは、録画・編集・出力が可能な「ArcSoft ShowBiz」や、IRブラスターと連携し予約録画を行なう「WinTV v7」、インターネット放送をサポートする「Hauppauge StreamEez」、録画映像に透かしマークを自動で挿入する「Hauppauge Personal Logo inserter」。

 電源はACアダプタを使用。外形寸法は152×152×38mm(幅×奥行き×高さ)、重量は340g。HDMIやコンポーネント、ステレオ音声ケーブルなどが付属する。

本体背面
接続イメージ

(一條徹)