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クリエイティブ、NFC/Bluetoothスピーカー2機種

天面やコントロールポッドにスマホをタッチ

T4 Wireless

 クリエイティブメディアは、NFCやBluetoothに対応したアクティブスピーカーを発売する。価格はいずれもオープンプライス。発売時期と直販価格は、2.1chの「T4 Wireless」(SP-T4W)が10月下旬予定で29,800円、スリムな2ch「T30 Wireless」(SP-T30W)が10月上旬で12,800円。コンパクトな2ch「T15 Wireless」(SP-T15W)が10月上旬で7,980円。

 3機種に共通する特徴はBluetooth接続に対応している事。PCなどと有線接続できるほか、Bluetooth対応スマートフォンともワイヤレス接続できる。また、「T4 Wireless」と「T30 Wireless」の2機種はNFCにも対応。対応スマートフォンとワンタッチでペアリングできる。

 Bluetoothに関する主な仕様は下表の通り。

型番T4 WirelessT30 WirelessT15 Wireless
直販価格29,800円12,800円7,980円
発売時期10月下旬10月上旬10月上旬
Bluetooth3.03.02.1+EDR
NFC
対応プロファイルA2DP/AVRCP/SCMS-TA2DP/SCMS-T
対応コーデックSBC/aptX/AACSBC/aptXSBC

T4 Wireless

 サテライトスピーカーとサブウーファで構成する2.1chスピーカー。Bluetooth接続は2台の機器を同時接続でき、2つの機器を簡単に切り替えて再生可能。同時再生はできない。ペアリング情報は8台まで記憶できる。コーデックはSBC、aptX、AACに対応する。

サブウーファの端子部分
サテライトスピーカー

 Bluetooth以外の入力端子として、光デジタル×1、アナログ音声×2を搭載。アナログ入力は、サブウーファ背面にRCAピンプラグを1系統、ボリュームを備えた有線のコントロールポッドにステレオミニの入力を1系統搭載。NFCのタッチ部分もコントロールポッドに備えて、ステレオミニのヘッドフォン出力も搭載する。

 サテライトスピーカーのユニットにはアルミのドライバを採用。サブウーファには、深みのある低音を再生できるという、独自の「SLAM」技術を採用した。

 サテライトスピーカーの外形寸法と重量は、約85×90×150mm(幅×奥行き×高さ)で、約465g。サブウーファは約235×290×215mm(同)で、約5.94kg。リモコンも付属する。

T30 Wireless

 細身の2chスピーカー。Bluetooth以外にアナログ入力も1系統備えている。NFCのタッチ部分は本体上部に内蔵している。

2ウェイのT30 Wireless
タブレットと連携した使用イメージ

 シルクドームツイータと、グラスファイバー製ウーファで構成する2ウェイタイプ。スピーカー内部から音場への音波の流れを作り出すよう、音響学的にデザインされ、明瞭な低音域を再生できるという「BasXport」技術を採用。

 右のスピーカーにボリュームノブやバス/トレブル調整などを搭載。ステレオミニのイヤフォン出力も備えている。

 外形寸法は約87×175/180(左/右)×230mm。重量は左が約850g、右が約983g。

T15 Wireless

T15 Wireless

 Bluetoothには対応するが、NFCには非対応の2chスピーカー。アナログ入力やヘッドフォン出力も備えている。

 ユニットはツイータとミッドレンジの2ウェイ。筐体には傾斜が設けられており、デスクトップPCと組み合わせて、セッティングしやすいという。

 低域再生を補うために、「BasXPort」テクノロジーを投入。右のスピーカーに、トーンコントロールとボリュームコントロール、Bluetoothペアリングボタンを装備する。

 外形寸法は約90×170/180(左/右)×200mm。重量は左が約940g、右が約1,060g。

(山崎健太郎)