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バッファロー、DTCP-IP対応/スマホで初期設定可能なNAS入門機「LS210D」

リンクステーション LS210Dシリーズ

 バッファローは、DTCP-IPサーバー対応のNAS(LAN HDD)エントリーモデル「リンクステーション LS210Dシリーズ」を12月中旬より発売する。1~4TBまでの4モデルが用意されるが、4TBは受注生産となる。価格は1TBの「LS210D0101」が18,690円、2TB「LS210D0201」が23,205円、3TB「LS210D0301」が32,130円、4TB「LS210D0401」が42,210円。

 同社NAS「リンクステーション」のエントリーモデルながら、HDDレコーダなどで録画したテレビ番組をダビング/ムーブできるDTCP-IPやDLNAに対応する。ただし、外出先からリモートアクセスして、NAS内の番組を再生する「DTCP+」には非対応。

 スマートフォンやタブレット、パソコンなど各種機器から利用可能な点も特徴で、アプリ「WebAccess」に対応しており、外出先でもスマホやパソコンからLS210Dシリーズにアクセスできる。設定画面なども、スマホやタブレット専用のWeb設定画面を採用しており、パソコンがなくても各種設定や初期セットアップがもスマートフォンなどから行なえる。アプリ「WebAccess」はiOS用とAndroid用のほか、WindowsPhone用も用意している。

 DTCP-IPに対応し、LS210Dにダビングした「スカパー!プレミアムサービスLink」や地上デジタル放送の録画番組を、ネットワークを介して他のテレビからも再生可能。nasneに録画した番組を定期的にチェックして、新しく録画された番組だけを本製品に自動でダビングする機能も備えている。

LS210Dシリーズ前面
背面
側面。奥行きは205mm

 また、パソコンやMacからの利用にも対応。データの保存・共有やバックアップ先などとして利用可能で、iTunesサーバー機能やTime Machine対応など機能も備えている。USB端子を1系統備え、デジカメ画像の取り込みなどに対応。USB HDDを追加することで容量の増設も可能となっている。

 パソコンのNASとして利用する際の対応OSは、Windows XP/Vista/7/8/8.1とMac OS X 10.6~10.9。電源はACアダプタを使用し、消費電力は18W(1/2TB)/24W(3/4TB)。外形寸法は45×205×128mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.1kg。

(臼田勤哉)