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ソニーのHMD「HMZ-T3」で、劇場版「空の境界」未来福音に没入する体感イベント

 ソニーマーケティングは、アニメ作品・劇場版「空の境界」未来福音を、ソニーのヘッドマウントディスプレイ“Personal 3D Viewer”の「HMZ-T3W」と「HMZ-T3」を使ってより深く堪能できるという「没入体感キャンペーン」を実施する。会場は東京・アニメイト池袋本店9F アニメイトホールで、期間は2月25日~3月3日の10時~21時。入場は無料。

劇場版「空の境界」未来福音と、ソニーのHMDがコラボレーション

 アニメイト池袋本店での没入体感イベントでは、同作品の絵コンテ、原画(複製)や、描き下ろしオリジナルイラストを展示。また、制作者インタビュー動画上映を行なうほか、ヘッドマウントディスプレイの体感が可能で、詳細は特設サイト内で公開する予定。アニメの新しい楽しみ方を提案するとしている。また、会場で劇場版「空の境界」のグッズを2,000円以上購入すると、描き下ろしオリジナルイラストを使った特典(数量限定)がプレゼントされる。

 そのほか、2月8日~3月3日までの期間は、ソニーショールーム銀座、ソニーストア名古屋・大阪において、同作品のプロモーションビデオをヘッドマウントディスプレイで視聴可能。ヘッドマウントディスプレイの公式Webサイト内には、同作品の制作者インタビューを掲載した特設サイトも開設する。

 HMZ-T3W(ワイヤレスモデル)とHMZ-T3(有線接続)は、0.7型/1,280×720ドット有機ELパネルを2枚採用したヘッドマウントディスプレイ。HMD部とメインユニットに加え、3時間動作可能なバッテリ内蔵のバッテリーユニットからなる3ユニット構成(HMDとレシーバーは有線接続)で、レシーバユニットにスマートフォンなどのHDMIを直接接続する場合は、メインユニットを介さずにモバイル利用が可能となっている。

 「空の境界」は、奈須きのこの小説を原作としたアニメ。奈須きのこは、同人サークルとしてスタートし、「月姫」や「Fate/stay night」などの人気ゲームを生み出したTYPE-MOONでシナリオを担当。「月姫」や「Fate/stay night」と同じ世界観で展開する物語で、当初は同人小説としてインターネット上で発表。後に講談社から書籍として発売された。既報の通り、劇場版「空の境界」未来福音のBlu-ray/DVDは2月19日に発売される。

 舞台はとある地方都市。事故により2年間も昏睡状態だった少女・両儀式(りょうぎ しき)が目覚めた。彼女は記憶の一部と引き替えに、万物の「死」を見ることができる能力“直死の魔眼”を得ていた。2年間で変わってしまった周囲の環境。しかし、元クラスメイトの黒桐幹也(こくとう みきや)は変わらず彼女の支えになってくれた。だが、異能の力を得たことで、やがて彼女は他の能力者達との戦いに身を投じることになる……。

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(中林暁)