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ニュマークジャパン、「声優の録音などに最適」なM-Audioのモニタースピーカー。AKAIの新モニターも

ボーカルの再現に優れるという「M3-6」

 ニュマークジャパンコーポレーションは、M-Audioブランドのアクティブモニタースピーカーとして、ボーカルの再現に優れ、声優のアフレコなどの録音にも活用できるという「M3-6」を2月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は34,800円前後(1本)。

 BXシリーズの新モデル「BX5 Carbon」も2月28日に発売。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円(1本)。

 さらに、AKAI professionalブランドの新製品として、アクティブモニター「RPM800」と「RPM500」を2月28日に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は「RPM800」が36,800円前後(1本)、「RPM500」が26,800円前後(1本)。筐体側面が赤い特別カラーモデルを各20ペアの台数限定で発売する。

ボーカルの再現に優れる「M3-6」

 5インチのミッドレンジと1インチのツイータを組み合わせた同軸ユニットに、6インチのウーファを加えた3ウェイスピーカー。外形寸法は約235×230×381mm(幅×奥行き×高さ)と、2ウェイブックシェルフサイズだが、「3ウェイ・モニタだけが提供できる忠実度の高い優れた音質、広いスイートスポットを実現した」という。

 特にミドルレンジにおいて、ボーカルの倍音成分を再現でき、「歌もの制作や、声優の録音&MAにと幅広く活用できる」としている。なお、ニュマークジャパン南麻布オフィスで試聴が可能で、「話題のハイレゾアニソン音源も多数取り揃えている」という。

 ウーファとミッドレンジの振動板はケブラー繊維を採用。ツイータはシルクドームタイプでウェーブガイドも備えている。

 それぞれのユニット用に3つのアンプを内蔵したトライアンプ構成で、定格出力は低域が110W、中域が30W、高域が20W。AB級アンプを採用している。全体の周波数帯域は40Hz~20kHz。クロスオーバー周波数は400Hzと4kHz。

 入力端子はRCAのアンバランス、XLRのバランス、標準フォン端子のバランスを各1系統用意。3バンドのイコライザやローカットフィルタも搭載。ボリュームコントロールと電源スイッチは背面に用意する。重量は10.5kg。

BXシリーズの新モデル「BX5 Carbon」

「BX5 Carbon」

 2ウェイ2スピーカーのアクティブモニター。ケブラーコーンを採用した5インチのウーファと、1インチのシルクドームツイータを搭載。スタジオモニタとしてだけでなく、「ホーム・リスニング用にも最適な、ダイナミックかつナチュラルな特性を合わせ持つ」とししている。

 各ユニットにそれぞれアンプを搭載したバイアンプ構成。AB級アンプで、定格出力は低域が40W、高域が30W。全体の周波数帯域は56Hz~22kHz。クロスオーバー周波数は3kHz。

 入力端子はXLRのバランス、標準フォン端子のバランス/アンバランス。重量は10.5kg。外形寸法は約176×200×250mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約5kg。

RPM800/RPM500の新色

 どちらもアクティブモニタースピーカーで、ユニットが赤く、側面も赤いモデルを台数限定で用意する。

RPM800
RPM500

 ユニットは、RPM800が8インチウーファと、1.25インチのシルクドームツイータ、RPM500が5.25インチウーファと1.25インチのシルクドームツイータを採用。AB級アンプを2台搭載したバイアンプ構成で、RPM800は低域が80W、高域が40W。RPM500は低域が50W、高域が40Wの出力。

 近接コントロールスイッチやイコライザスイッチを備え、音の補正が可能。リアバスレフで、フレア状のポートを採用。豊かで明確な低音再生を実現するという。再生周波数帯域はRPM800が38Hz~30kHz、RPM800が50Hz~30kHz。

 入力端子はXLR、RCA、標準フォンを各1系統備える。外形寸法と重量はRPM800が約280×432×330mm(幅×奥行き×高さ)、約14kg。RPM500が約190×230×330mm(同)で、約8kg。

(山崎健太郎)