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PS4、Ver.1.70でニコ生配信、Vita TV遠隔プレイ、HDCP OFFでHDMIキャプチャ対応
(2014/4/17 13:45)
ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、PlayStation 4の次回システムソフトウェアバージョンアップにて追加する機能を発表。ニコニコ生放送でのゲームプレイ配信に対応するほか、PlayStation Vita TVからもPS4のリモートプレイが利用できるようになる。バージョンは1.70となり、アップデートの日程は後日発表される。
ニコ生でゲームプレイ配信。HDMIキャプチャにも対応
PS4はゲームプレイの様子をインターネット配信する事ができ、現在はUstreamとTwitchに対応しているが、バージョン1.70からはニコニコ生放送での配信に対応する。配信されているブロードキャストは、Live from PlayStation上から視聴する事が可能。
なお、配信にはニコニコアカウントが必要で、プレミアム会員になる必要がある。ただし、SENアカウントがあれば、ニコニコプレミアム会員にならなくても最初の配信から1カ月は無料で配信が可能。その後はニコニコプレミアム会員になる必要がある。視聴するだけであればニコニコアカウントは不要だが、コメントをするにはニコニコアカウントが必要。
既報の通り、ニコ生での配信機能は、4月26日と27日に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議3」のSCEブースでも体験できる。
また、既に対応しているUstreamとTwitchでの配信機能も強化し、画質に[最高(HD)]が追加される。また、ブロードキャストをオンラインサービスに保存(アーカイブ)できるようになる。アーカイブ機能の使い方は、サービスによって異なる。
さらに、PS4に保存したビデオクリップにコメントやステッカーを追加したり、音楽や背景を変更できるアプリケーション「SHAREfactory」を提供。PS4の特徴であるゲームプレイの“SHARE”体験を「自分好みのスタイルで、より一層楽しめる」という。アプリはPlayStation Storeからダウンロードできる。
また、PS4から出力する映像のHDCP信号をOFFにして、別途レコーダなどを利用し、HDMI経由でゲーム動画をキャプチャできるようになる。ただし、キャプチャした画像は私的利用に限って認められており、Webにアップロードするとコンテンツホルダーの著作権等により違法行為になる可能性があるという。
Vita TVからもPS4のリモートプレイが利用可能に
PS4の新システムソフトウェアと同時に、PS Vita/Vita TV用のシステムソフトウェアもバージョンアップされる予定で、それを適用すると、PS Vita TVからもPS4をリモートプレイできるようになる。
また、PS4とPS Vita/PS Vita TVをペアリングするためのパスコード入力が、「いつも使うPS4」がスタンバイ状態であったり、PS4とPS Vitaがオンラインに接続されていて、双方で同じユーザーがサインインしている場合に、入力不要となる。パスコードを入力する方法も引き続き残される。
その他にも、PS4のPS Storeでプレオーダーが可能になる。プレオーダーしたコンテンツは「いつも使うPS4」に自動ダウンロードでき、発売日にダウンロード・インストールして遊び始められるまでのカウントダウンが表示される。