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光城精工、パズルピース風ケーブルインシュレータ。“浮いてる”コンセントタップ新機種も

ケーブルインシュレータ「Puzz Block」の使用イメージ

 光城精工は、ジグゾーパズルのピースのような形が特徴のケーブルインシュレータ「Puzz Block」を5月19日に発売する。価格は4個入りで16,000円。

 同日には、入力から出力まで全ての電源ラインを外装ケースからフローティングさせた「メカニカルアイソレーションシステム」を採用したコンセントタップ「Force bar」の6+1口タイプ「Force bar6.1」も発売する。価格は20,000円。

Puzz Block

 外形寸法100×32×100mm(幅×奥行き×高さ)、約275gのパズルピースのようなケーブルインシュレータ。オーディオ機器のケーブルの下に、ケーブルを支えるように配置する。同社では「ケーブルに触ると音が変わった、絨毯からフローリング直置きにしたら音が変わったなどの、振動の影響を受けていると感じた時に。試しに身近な物でケーブルを浮かし、変化が出たら導入をオススメする」としている。

 適用できるケーブルのサイズは15φ程度まで。素材は独自の樹脂で、比重1.4と樹脂としては重く、床からの振動を抑制。1.8mの高さから1kgの鉄球を落としても割れない強度があるという。カラーはブラウンとホワイトの2色。

ホワイトモデル。4個が1セットになっている
ブラウンモデル

Force bar6.1

コンセントタップ「Force bar6.1」

 2月から発売している「Force bar3.1」の姉妹モデル。コンセントの個数が異なり、Force bar6.1は交流出力7口(3P×6口、2P×1口)、交流入力用IEC 3Pインレット×1を備えている。

 電源の入力から出力まで、全ての電源ラインを外装ケースからフローティングさせた「メカニカルアイソレーションシステム」を採用しているのが特徴。内部配線や出力コンセントなどを搭載したサブシャーシを、チタン製パーツを介して外装ケースに宙吊りして固定することで、不要な振動の伝達を減少させるという。

 スチールやアルミ、チタンといった振動減衰特性の異なる素材を組み合わせ、様々な振動に対応。さらに、出力コンセントを外装ケースよりわずかに持ち上げて、電源プラグと外装ケースが直接触れない構造とし、不要振動の伝達を防ぐとしている。

 内部配線は、単線によるストレート配線。出力容量は1,500VA。外形寸法は56×363×35mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約907g。

(山崎健太郎)