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B-CAS、不正改ざんカード販売サイトの「B-CASに買収された」記載に「そのような事実は一切ない」と否定

 B-CASカードを発行するビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(B-CAS)は5日、B-CASカードを改ざんして有料放送を無料視聴可能にしたカードを販売している一部サイトが、「B-CASに買収された」と掲載した事について、「そのような事実は一切ない」と否定のコメントを掲載した。

 B-CASカードを改ざんして有料放送を無料視聴可能にしたカードについては、インターネットオークションで販売した男性に対して、B-CASや、WOWOW、スター・チャンネル、スカパーJSATが損害賠償を求めて提訴。昨年の7月には男性に対し、B-CASへ174万5,101円、残りの3社へは177万2,181円の支払い判決が言い渡されるなどしている。

 B-CASはトップページにおいて、改めて不正改ざんカードについて「『有料放送を無料で見られる』などと安易な気持ちで購入・使用すると刑事罰の対象になる」と、注意喚起を行なっている。

(山崎健太郎)