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「PlayStation Home」が'15年3月末で終了。“最後の大型イベント”も予告

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は22日、PlayStation 3向けに提供しているコミュニティサービス「PlayStation Home」を、2015年3月末で終了すると発表。これに伴い、2014年9月24日のPlayStation Homeのメンテナンス開始をもって、日本とアジア地域でのコンテンツの販売を終了する。

 PlayStation Homeは、3DCGの仮想空間内でPS3ユーザー同士が出会い、ゲームやコミュニケーションを楽しめる「新しい遊び場」として公開したサービス。2008年8月にクローズドβテストが開始され、同12月11日より全世界で正式サービスが始まった。しかし、'13年8月の発表で、日本/アジア地域での新規コンテンツ配信を9月より順次終了すると予告していた。

 既存のユーザーに向けて「最後の大型イベント」も行なう予定で、現在準備を進めているという。イベントの詳細は、改めてPlayStation Home公式サイトで案内する。

 なお、SCEA(米国)とSCEE(欧州)が提供するPlayStation Homeのサービスは、日本/アジアで提供しているサービスとは異なり、今回の発表内容の対象外となる。

(中林暁)