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COWON、ハイレゾプレーヤー「PLENUE1」がWavePack対応やUI改善

 コウォンジャパンは6日、DSDやFLAC/WAVなどのハイレゾ再生に対応したポータブルオーディオプレーヤー「COWON PLENUE1」のファームウェアをアップデートし、ユーザーインターフェイスの速度改善やWavePack再生対応などが図られた。

COWON PLENUE1

 最新ファームウェアVer.1.20では、ユーザーインターフェイスの速度を改善。さらに可逆圧縮コーデックのWavPackの再生支援や、WAVEファイルのID3 TAG、歌詞表示半透明処理などに対応。また、Time display設定でElapsed+を選択した場合に、進行バーがアルバムアートを覆わないように修正が行なわれた。

 また、楽曲検索においては、追加した楽曲ファイル順に並べる"New"の項目を用意したほか、ブラウジングスクロールの誤動作改善、"Favorite"と"All"タブでの曲名表示時にアーティスト名も表示されるよう修正した。フォルダ全体再生機能も追加されている。

 PLENUE1は、DSD 5.6/2.8MHzの再生(PCM 176.4kHz/24bitへ変換)や、192kHz/24bitのFLAC/WAV/AIFF/Apple Losslessなどに対応したポータブルオーディオプレーヤー。COWON初のハイレゾ対応プレーヤーで、内蔵メモリ容量は128GB。microSDXCカードによるメモリ拡張で、最大256GBの利用が可能。3.7型のカラー有機ELディスプレイを装備。DACはTI/バーブラウンのPCM1792A。

(臼田勤哉)