ELACの最上位ブックシェルフ「BS314」が生産終了。最終50ペアをユキムが販売

BS314

　独ELACは、スピーカー「300LINE」のトップエンドモデル「BS314」が5月を持って生産終了する。ユキムは、最終生産の100ペアのうち50ペアを確保し、販売する。価格は66万円/ペア。

　同社がELACの取り扱いを開始した1997年よりELAC の代表的なモデルとして販売していた「BS314(旧 330)」だが、7.5mm厚の一体成型アルミ・キャビネットの材料費が高騰し、追加生産が困難である事や、内部に使用されている部品の供給が困難となったため、'15年5月の最終生産をもって完了する事となった。

　BS314は独自のJET Vツィータや、ネオジウムマグネットを用いたAS-XR LLD ウーハー、リアパネルを含む全てをアルミとしたキャビネット構成など音だけでなく外観にも拘ったブックシェルフスピーカーとして展開していた。

　なお、なお同じ300LINEの「BS312」の生産は継続する他、最終生産後のBS314 の補修パーツ等は十分に確保されているとのこと。