ニュース

「ポタフェスLimited 大阪」でWestoneのカスタムIEMを注文すると無料で3D耳型スキャン

 テックウインドは、5月30日に大阪・難波御堂筋ホールで開催されるイヤフォン関連イベント「ポタフェスLimited in 大阪」(入場無料)において、米Westoneのカスタムイヤフォン、もしくはカスタムイヤーチップを会場で注文し、会場で耳型を採取すると、3Dスキャナでの耳型スキャンが無料体験できるサービスを実施する。

3Dスキャナでの耳型スキャンイメージ

 現在、一般的なカスタムイヤフォンは耳孔にシリコンを流し込んで型をとり、それを元に作られている。一方、光を発する機械を耳孔に挿入し、光の反射を用いて耳孔の形状をデータ化する3Dスキャナの活用も始まっており、そのデータを元にイヤフォンを作る形となる。

 Westoneでは現在、インプレッション(耳型実物)でカスタムイヤフォンを作成しているが、技術向上、研究開発のために最新の3Dスキャナでの耳型スキャンの研究も進めているという。

 それに関連し、テックウインドブースに3Dスキャナーメーカ―、UNITED SCIENCEのCo-Founder and CSOのKarol Hatzilias氏が立ち会い、3Dスキャナを用いて、耳型データを無料で計測してくれる。スキャンにかかる時間は片耳約2分、両耳で5分程度。

 対象となるのは、Westoneのカスタムイヤフォン、カスタムイヤーチップを会場で注文し、なおかつ会場で耳型を採取したユーザー。通常の耳型採取は有料で、無料なのは3D耳型スキャン体験のみ。スキャン体験をすると、Westoneオリジナルシリコンバンドもプレゼントされる。

 なお、Westoneではインプレッション(実際の耳型)を一定期間保管するほか、3Dスキャナーでスキャンしたデータは半永久的に保存するという。

Westoneのカスタムイヤフォン最上位モデル「ES60」

 「ポータブルオーディオフェスティバル2015 Limited in 大阪」(ポタフェス大阪)は、5月30日(土)の11時~18時まで、難波御堂筋ホール7階 ホール7で行なわれる。主催はポタフェス事務局 、後援はタイムマシン(e☆イヤホン)。

(山崎健太郎)