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ハーマン、企業ロゴを変更。車載やオーディオに加え「コネクテッド」強化

 ハーマンインターナショナルは7日、全世界的に企業ロゴと事業部門の名称を変更したと発表した。

ハーマンの新企業ロゴ

 新しいロゴのデザインは、最先端のオーディオ製品や、インフォテイメントシステム、ソフトウェアやコネクテッド・サービスが、一般家庭や自動車、プロフェッショナルなどのあらゆる環境において、シームレスでつながりのあるライフスタイルをもたらすという企業ミッションを表しているという。

 米国本社Harman International Industriesのディネッシュ・C・パリワル会長/社長兼CEOは、新しいロゴについて「進化し続けるスピリットと、つながりのあるライフスタイルをより良いものにするためのソリューションを追求し続けるという意志の象徴」とコメントしている。

 事業部門の名称も変更。従来のライフスタイル部門は新たに「ライフスタイル・オーディオ」へ変わるほか、プロフェッショナル部門は、改称により「プロフェッショナル・ソリューション」となる。また、インフォテイメント部門は「コネクテッド・カー部門」に変更。自動車産業における取り組みをさらに進めていく。

 4つ目の部門として「コネクテッド・サービス」も新設。ハーマンは'15年にOTA(無線)アップデートやサーバーセキュリティのシンフォニー・テレカ(Symphony Teleca)とレッドベンド・ソフトウエア(redbend)を買収しており、同部門の設置により、クラウド、モバイル、アナリティクスの面でも事業を強化していくという。

(中林暁)