ニュース

Qi無線給電対応のBluetoothヘッドフォン「Parrot Zik 3」。USBデジタル入力も

 仏Parrotは、ドイツ・ベルリンの国際見本市会場において9月4日(現地時間)に開幕した国際コンシューマ・エレクトロニクス展「IFA 2015」において、ワイヤレスヘッドフォン新機種「Zik 3」を発表した。新たにワイヤレス給電が可能になったほか、Apple Watch/Android Wearのスマートウォッチ連携に対応する。グローバルでの発売は'15年末で、価格は未定。

Parrot Zik 3(レッド/クロコ)

 アクティブノイズキャンセリング機能も備えたBluetoothヘッドフォンの新機種。新たに“Wireless Everything”というコンセプトを打ち出し、内蔵バッテリへのワイヤレス給電に対応。Qi(チー)規格に対応した付属のスタンドに置くことで充電できる。2時間のワイヤレス給電で、18時間の連続使用が可能。バッテリ容量は830mAh。

ワイヤレス給電に対応
“枕のように使える”というQi充電台
Parrot Zik 3(ブラック/刺繍)

 また、「Hi-Fiクオリティ」とするUSBのデジタル入力にも対応。有線接続時は、従来のアナログ接続よりも高音質で聴くことが可能になったのも特徴。ステレオミニ入力も引き続き搭載する。

 ノイズキャンセリング機能は、周囲の状況に合わせてオートで動作。周囲の騒音をマイクで拾い、その逆位相の音を出すことで最大30dBの騒音低減を可能にするという。通話時のノイズキャンセル機能も備える。

 ハウジング外側にタッチセンサーを備え、ボリュームなどの操作が可能。また、スマートフォン用アプリに加え、スマートウォッチ用アプリも提供し、各機能がApple WatchやAndroid Wear搭載のスマートウォッチから操作できる。

スマートウォッチアプリを用意
Zik 3の機能を操作できる

 本体は、フィリップ・スタルク氏のデザインを継承。デザイン/カラーのバリエーションは計7種類。ハウジング外側がクロコダイル調の「Croc texture」はブラック、ブラウン、エメラルドグリーン、レッドの4色。刺繍を施したモデルがブラックとアイボリーの2色。レザー調はブラックのみ。

ブラック(クロコ)
ブラウン(クロコ)
エメラルドグリーン(クロコ)
レッド(クロコ)
ブラック(刺繍)
アイボリー(刺繍)
ブラック(レザー)
ドローン関連では、ソニーのSmartEyeGlassとの連携などを紹介

(中林暁)