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exaSound、フラッグシップDACに専用DCアダプタを同梱した「e22 mk2」。日本独自仕様
(2015/9/9 11:46)
エミライは、カナダGCM Servicesのオーディオブランド、exaSound Audio DesignのフラッグシップDAC「e22」に、専用のDCアダプタを同梱した新製品「e22 mk2」(ESD-E22M2WP)を10月1日に発売する。価格は533,000円。汎用DCアダプタ同梱モデル「ESD-E22M2OP」も478,000円でラインナップする。
また、専用DCアダプタ単体の販売も同日から直販サイトで実施。既発売のe22やe22 mk2で利用できる。型番は「PSU-E22」で、価格は55,000円。なお、「e22」は生産完了に伴い販売終了となる。
フラッグシップDAC「e22」の性能はそのままに、専用のDCアダプタを同梱し、電源を強化したモデルで、日本独自仕様。利便性も向上させたという。DAC機能に加え、ヘッドフォンアンプとしても利用できる。
専用DCアダプタは、オーディオ機器用に設計された低ノイズ・高性能モデル。2Aまで高精度に12Vを維持するほか、50VAのトロイダルコア電源トランスや高周波フィルタ付きACインレットも備えている。
DACチップにESS Technologyの「ES9018S」を採用。32bitデジタルボリュームでの音量調節が可能。ダイナミックレンジは140dBを達成した。対応する音楽データは、PCMが384kHz/32bitまで、DSDはDSD 256(11.28MHz /12.288MHz)のネイティブ再生までサポートする。
44.1kHz系と48kHz系、さらにD/A変換専用に3つの水晶発振器を搭載。クロックジッタ値を0.082ps(82フェムト秒)を達成した超低ジッタクロック回路を備えている。ノイズを最小化するため、11個のパワーフィルタも搭載し、オーディオ帯域でのノイズを2μVrms以下まで低減。ジッタやクロストークを最小に抑えたという。
グラウンドループやコンピューターからのノイズの混入も防ぐため、USB基板とDAC回路との間にガルバニック絶縁回路を搭載。低ノイズレギュレーター、0.1%精度の薄膜抵抗、タンタルポリマーコンデンサなども使われている。
入力端子は同軸デジタル、光デジタル、USB 2.0を各1系統。出力は、アナログXLR(4Vrms/HOT=2)、アナログRCA、ヘッドフォン出力(500mA peak)を各1系統用意する。
対応OSはWindows XP/7/8、Mac OS X Snow Mavericks/Yosemite。
消費電力は約20W。外形寸法は165×235×55mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.1kg。専用DCアダプタの外形寸法は110×200×62mm(同)で、重量は1.2kg。