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フォステクス、ハイレゾDAC搭載USBボリュームアンプ

17,800円の「PCUSB200-HR」。小型ハイレゾシステム構築

 フォステクス カンパニーは、DAC搭載のUSBボリュームコントローラにパワーアンプを追加した「PC200USB-HR」を10月中旬より発売する。価格は17,800円。

PC200USB-HR

 また、アンプを省略したハイレゾ対応のDAC搭載USBボリュームコントローラ「PC100d-HR」も10月中旬に発売。価格は9,800円。

PC200USB-HR

 2014年発売の「PC200USB」をベースにハイレゾ対応とした小型USB DACアンプ。DACとUSBボリュームコントローラに加え、15W×2ch(8Ω)のパワーアンプを搭載。ハイレゾ対応小型スピーカー「P802-S」などのパッシブ型スピーカーを、パソコンとPC200USBだけで利用可能とし、簡単に小型のハイレゾ対応システムを構築できる。

PC200USB-HR

 従来モデルのPC200USBは出力5W×2chだったが、PC200USB-HRでは15W×2chに強化。さらに、DACも96kHz/24bitのハイレゾ対応(PC200USBは48kHz/16bitまで)に強化した。WindowsとMac OS Xの標準ドライバで動作する。

 入力はUSBのみ。対応スピーカーインピーダンスは4Ω~8Ω。15mW×2ch(32Ω)のヘッドフォン出力(ステレオミニ)も備えている。

 ボリュームは、大型のアルミ削り出しノブを採用。1mのUSBケーブルと1.5mのスピーカーケーブル、ACアダプタを同梱する。外形寸法は95×86×52mm(幅×奥行×高さ)、重量は約363g。

背面
ハイレゾ対応スピーカー「P802-S」

PC100d-HR

 DAC搭載のボリュームコントローラで、光デジタル入力を装備。192kHz/24bitまでの入力に対応し、アクティブスピーカーなどにアナログ音声(RCA)経由で出力できる。ステレオミニのヘッドフォン出力も装備する。

PC100d-HR

 ボリュームノブはステンレス削りだしで、適度な重さで操作感を高めている。電源はACアダプタで消費電力は最大1W。外形寸法は66×70×44mm(幅×奥行×高さ)、重量は約210g。

(臼田勤哉)